TAP DANCE LOGO
INSTRUCTORS
STUDIO : 戸塚スタジオ
NETWORK
SCHEDULE
EVENTS
COLUMNS
DANCE TEAMS
LINKS
OUR MASTER : 佐々木 隆子
COLUMNS

Vol.1765 ミュージカル映画DVD BOXが発売されました!
 Amazon Prime Videoやら動画配信が全盛のこの時代にDVDという商品がどの程度需要があるのかは分かりませんがアナログ人間の私にとっては決して無視できない物であります。
 このコラムで頻繁に取り上げている10枚で¥1800のDVD BOXが売りのコズミック出版に対して¥5040なる均一料金で堂々と古い名作の販売を続けているのがジュネス企画。最近はドリス・デイ主演作品やら珍道中映画やらジャズ映画等を5枚セットにして¥15000なんて地味なディスカウントを始めました。1枚あたり¥3000というお値打ち価格の様です。

 今回ご紹介するのはそのジュネス企画が過去に商品化したミュージカル映画5作品をまとめたDVD BOXであります。作品タイトルとタップダンサーの名前は以下の通り。
『ゴールド・ディガーズ』(1933年・ワーナー映画)
 タップダンサー/ルビー・キーラー(紹介コラムVol.1564
『マイアミの月』(1941年・FOX映画)
 タップダンサー/ベティ・グレイブル、コンドス・ブラザーズ、ハーメス・パン(紹介コラムVol.11231139
『ワーズ&ミュージック』(1948年・MGM映画)
 タップダンサー/ジューン・アリスン、ブラックバーン・トゥインズ(紹介コラムVol.943944
『コール・ミー・マダム』(1953年・FOX映画)
 タップダンサー/ドナルド・オコンナー、ヴェラ・エレン
『メリー・ウィドウ』(1952年・MGM映画)
 これだけはタップダンサーが出演してませんが、伝説の振付師ボブ・フォッシー夫人で名ダンサーのグウェン・バードンによる見事なフレンチ・カンカンを堪能することが出来ます。

 以上は今まで散々観てきた作品ばかりですが絶対に無視できないのが『コール・ミー・マダム』という作品です。ブロードウェイの女王エセル・マーマン主演。ドナルド・オコンナーとヴェラ・エレンのコンビが踊りまくるブロードウェイ・ミュージカルの映画版。『イヴの総て』の名優ジョージ・サンダースがドラマの部分で存在感を示します。
 以前、松本晋一さんのビデオ・コレクションからこれを貸して頂いたのですが、日本語字幕が無かった為に政治の風刺などがからんだストーリーを心底楽しめなかったのです。アーヴィング・バーリンの音楽は名曲揃いですのでキチンとした形で再挑戦したいのです。ちなみにドナルド・オコンナーがイキに歌った“イッツ・ア・ラブリー・デイ・トゥディ”はもう25年も前に新橋のヤクルトホールで行われた『佐々木隆子追悼公演』で淺野康子さんが長身の向井雅之さんとデュエット・ダンスで踊っています。貴重なサウンド・トラックの音源をそのまま使いました。
 で、ジュネス企画のDVD BOXに話は戻りますが実は『ゴールド・ディガーズ』以外の作品を日本語字幕入りで観ていない事から購入しようかどうか迷ってます。もちろんネットでのディスカウント商品ですけど。

 日本語字幕(ON/OFF可)英語音声・チャプター付で発売中です。

天野 俊哉



Copyright 2005 Y's Tap Dance Party. All rights reserved.