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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1898 ゴルゴ指南!海外安全対策
 ゴルゴと言っても「あ命!」のゴルゴ松本のことではない。先日他界された、さいとう・たかを氏が生んだ超一流スナイパー、デューク東郷ゴルゴ13のことである。そのゴルゴが外務大臣の命(“いのち“ではなく“めい”)を受け、世界各国の在外邦人に対して安全対策を指南するという任務を開始したのだ。
 我々取材班は独自のルートにより、その安全対策オリジナルマニュアルおよびコロナの影響により「感染症流行下の安全対策」が追記された増補版を入手した。部数限定の非売品のため、美品が数千円のプレミア価格で取引されている貴重なマニュアルであるが、同内容の電子版、動画版、ゴルゴの声を担当している舘ひろしさんのメッセージ、更には先の総裁選挙候補のあの人も登場するメイキング映像などが外務省 海外安全ホームページで公開されているので、公私問わず、これから渡航を予定している方やお考えの方は、是非とも閲覧されることをお勧めする。

 ゴルゴ13のモデルが高倉健さんであることは有名だか、天野先生が追悼コラムを執筆されたその健さん千葉真一さんが各々主演で映画化されているので簡単に紹介しよう。

『ゴルゴ13』
(1973年 東映)
主演:高倉 健/監督:佐藤 純弥

 作者のさいとう・たかを氏は、映画化にあまり乗り気ではなく「無茶な条件を出せば諦めるだろう」と、「主演は高倉健でオール海外ロケ。ゴルゴ以外のキャストは全て外国人」と無理難題な条件を出したところ、まさかのオールOK。ならばと、さいとう氏は綿密な脚本を書き、演出手法まで指定したが、佐藤監督が脚本どおりに撮らず、さいとう氏が思い描いていたものとは全く違う作品になってしまったため、その出来が多いに不満だったらしく、また興行的にも成功とは言えなかった。
 一方、主演の健さんは、外国が大好きなことや、ゴルゴみたいなカッコイイ役がお気に入りで、中東イランでの撮影を存分に楽しんだそうである。

『ゴルゴ13 九竜の首』
(1977年 東映/嘉倫電影有限公司)
主演:千葉 真一/監督:野田 幸男

 天野先生が子供の頃に観た『東京〜ソウル〜バンコック実録麻薬地帯』(1972)の海外興行の成功や、香港でSonny Chiba(サニー・チバ=千葉氏の海外での通称)ブームが沸いていたこともあり、高倉ゴルゴがハズレた東映が「千葉でなら今度はイケる」と判断したのだろうか、マイアミ・香港・東京・京都・マカオを舞台に千葉ゴルゴが縦横無尽に活躍する内容となっている。
 パンチパーマ&太眉毛はご愛嬌だが、千葉ゴルゴのスリリングなスタントシーンや、JAC(現JAE)の面々が扮する敵との空手アクションシーンは、アジアが舞台なので違和感もなく、自分の弟子達とあってか容赦なくマジで当てて(いるように見えて)テンポ良くスピーディーに展開されており、見応え十分だ。
 さいとう氏は脚本や演出にタッチしておらず、同作品に対する評価は定かではないが、千葉氏に対しては「ハードなアクションのために日々トレーニングを欠かさない姿勢は、常に狙撃のために訓練をするゴルゴが持つ高い職業意識と深い共通性を見る思いがする」と評した。

 両作品ともAmazonプライムなどでご覧いただける。CGやワイヤーアクションに頼らない生の迫力とスケールを楽しみたい方にオススメだ。

Y's取材班



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