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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1199 紅白歌合戦番外編@
 押入れの古いビデオ・テープを引っ張り出してきました。過去の紅白歌合戦の映像をチェックする為です。
 前にも書いた通り、私のコレクションはあくまでもダンス場面に限られてます。
 今では死語になったベータというビデオ機種でコレクションを始めた頃は、番組の全てを録画してましたが、VHSの機種に換えてからはダイジェストのみの録画になりました。
 かつて、ダンサーを酷似しながらも華やかな舞台演出で私を楽しませてくれた紅白歌合戦。私のつたない文章でそのダンスの魅力が皆様に伝わるのか?気になりますが、写真入りで手持ちのコレクションをご紹介します。もしかしたら、誰かがYouTubeにあげているかも知れませんので気になる映像がありましたらチェックしてみて下さいね。
 1980年代はまさにアイドル全盛時代。天下のNHKが噂のカップルを無理矢理組ませたり、やりたい放題の演出にお茶の間はわいた!
 大人のムードを持つダンサーズがダンシング・スペシャルの名で酷使されました?

“哀愁のカサブランカ”(82)歌/郷ひろみ
 ゴンドラに乗って現れる郷さん。バブル時期結婚式で流行りましたね、ゴンドラ。
 8組の男女ダンサーズが踊る。大人のムード満点。

“セーラー服と機関銃”(82)歌/桜田淳子
 黒いスーツの男性ダンサー8人が踊ったのち、上下から40人近いスクールメイツの女の子達が現れ舞台を埋める。

“お久しぶりね”(83)歌/小柳ルミ子
 もう奴隷みたいな衣裳の男女ダンサーズが本舞台に30人位、後方のセット上にも16人が揺れてる。小柳さん、赤の衣裳から曲の半ばで白のレオタードに早変え。隆子先生も着ていた、懐かしいハイレグのレオタード。

“ためいきロカビリー”(83)歌/近藤真彦
 4台のバイクが走り回る中歌うマッチ。少年隊、イーグルス、ジュニアらがバックで踊る。当時のジャニーズはバック天バック宙が必須科目。出来ないのはマッチと植草君だけだった。

“十戒”(84)歌/中森明菜
 確かジャズダンス協会が設立された頃で、若手ダンサーの起用が増えた年でした。つっぱり明菜のわりにはラメのお姫様衣裳で笑えます。次に歌ったのが当時の恋人マッチ。

“2億4千万の瞳”(84)歌/郷ひろみ
 松田聖子の笑みに迎えられ登場のヒロミゴー。あまりにレトロなジャズ振りが恥ずかしい。9組の男女ダンサーズと獅子のイメージのギャラクシー4人。さらにダンサーズが舞台を埋め尽くし、曲の最後には郷&聖子、マッチ&明菜がペアダンスを見せる。

“チャールストンにはまだ早い”(84)歌/田原俊彦
 淺野康子さんがタップの舞台で“アマポーラ”を踊る度に持ち出すネタです(コラム103770をご参照)。
 名曲“アマポーラ”を歌うジュリーこと沢田研二さんの演出により、舞台一杯に撒かれた紙吹雪、花びら、銀ぷん、鳥の羽根、そして  ジュリーの体から吹き出た大量の血糊。後処理を全くせずに紅白続行。そんな中男性ダンサーズ、プリンちゃんみたいなトイプを連れた美女までを従えて颯爽と現れたトシちゃん。
 汚れて滑るフロア、さらに小井戸秀宅先生のコミカルな振付で、トシちゃんもダンサーズも踊りずらそう。
 何回観ても笑える珍場面。

天野 俊哉




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