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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.770 タップ・ダンスとワンちゃんの競演
 動物愛護団体が今ほどうるさくなかった時代、ハリウッドでは沢山の映画で動物達が大活躍させられていました。
 ディズニーというとアニメのイメージがありますが、私の場合は「灰色熊の一生」「3匹荒野を行く」などの動物記録映画でした。
 先日、中古ビデオ店でハリウッドで大活躍した動物が沢山出演する「イッツ・ショータイム」を購入し、40年ぶりに観ました。近いうちにジックリ取り上げるつもりです。
 さてハリウッド・ミュージカル映画でのタップダンス場面にまさかワンちゃんが出演なんて?
 はい、あるんですね。
《エリナー・パウエル》
 1941年のMGM映画「Lady Be Good」で主題曲を踊るエリナー・パウエルのダンスにワンちゃんが参加します。首には蝶ネクタイを付けて、ステップを踏むエリナーの回りを立ち歩きしながらグルグル廻ったり芸達者。曲がフラのアレンジになるとお尻をふったりしますが、ワイヤー使用を思わせる部分も少し。全体にカット割りが少ないのも驚きです。
 YouTube“Amazing Tap Dance with trained dog”(3:39)
《ジーン・ケリー》
 このコラムで何度も取り上げている1947年のMGM映画「Living in a Big Way」での広いお庭での長いデュエット。こちらのワンちゃんはジーンと歌います。ジーンのソフトシューに粋に付き合うだけでなく、後半スポーティーなアクションも見せてくれます。脚や背中を飛び越したり、先のエリナー・パウエルのドッグトレーナーと同じなのかな?という気はしました。さすがにMGMのワンちゃんはタップダンスとの呼吸がピッタリです。
 YouTube“Fido & Me”Dance Sequence from“Living In A Big Way”(3:00)
 さて最後にタップではありませんが、淺野家のプリン君と同じトイプードルが絡んだダンスを御紹介。
《田原俊彦》
 1984年のヒット曲で、その年のNHK紅白歌合戦の映像がありました。
 YouTube田原俊彦チャールストンにはまだ早い(2:35)
 なんせ歌詞が「小粋な白いプードル連れ、リズムをとって街行く女」ですからね。画面が小さいしトイプードル君があまり映らないですが、ぜひご覧になってください。
 フロアが何となく汚いし、田原さんがコケたり、振りを間違えたりしたのは何故?
 興味のある方は、コラムVol.103エンタテインメント界に薫る名曲「アマポーラ」を。

天野 俊哉




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