TAP DANCE LOGO
INSTRUCTORS
STUDIO : 戸塚スタジオ
NETWORK
SCHEDULE
EVENTS
COLUMNS
DANCE TEAMS
LINKS
OUR MASTER : 佐々木 隆子
COLUMNS

Vol.859 真夏の名作映画鑑賞そのC ジュディ、ジョージそしてジーンの巻
 渋谷の映画館シネマヴェーラの「映画史上の名作」シリーズ第13弾のご紹介です。

ジュディ・ガーランド、ジョージ・マーフィ、ジーン・ケリー主演
「フォー・ミー・アンド・マイ・ギャル」(1942年MGM映画)

 やっと、Y'sコラム向きのミュージカル映画の登場ですね。
 日本語字幕入りで劇場で上映されるのは初めてです。
 それまで派手なレビュー映画ばかり作っていたバスビー・バークレーが監督を担当しましたが、演出に関してバークレーがどの程度プラスになったかは分かりません。あくまでもジュディ・ガーランドと、この作品でデビューしたジーン・ケリーのフレッシュな魅力に負うところが大だと思います。
 ただし、永年MGMミュージカルを観てきたファンにはミュージカル・ナンバーの配置に、いささかバランスの悪さを感じるかも知れません。
 当初はジョージ・マーフィを加えた主演3人で歌い踊るフィナーレ・ナンバーが用意されていました。1942年の《明日のスター》としてジーンを売り出したかったMGMは、ジーンの活躍場面を増やすために21日間かけて作品を撮り直しました。結果、フィナーレ・ナンバーは見事にカットされ、現在残されているロマンティックだけれども地味なフィナーレになったのです。
 コラムVol.159に、ジーン・ケリー・ファンのS水さんによる関連コラムがあります。そちらも是非ご覧になってくださいね。

 この作品は、8月15日(土)から8月18日(火)までの間に上映される作品の一部です。

天野 俊哉




Copyright 2005 Y's Tap Dance Party. All rights reserved.