TAP DANCE LOGO
INSTRUCTORS
STUDIO : 戸塚スタジオ
NETWORK
SCHEDULE
EVENTS
COLUMNS
DANCE TEAMS
LINKS
OUR MASTER : 佐々木 隆子
COLUMNS

Vol.854 かなり変わった本ですが
 ここ1年位探している本があります。「親愛なるマミー/ジョーン・クロフォードの虚像と実像」という、映画女優の娘が少し変わった母親との日常を綴った本。先日、映画化されたDVDを紹介しました(コラムVol.837)が、その原作本です。
 発売当初、買わずに図書館で借りて読んだ事はあるのですが。
 という訳で、またまた行って参りました古本市。場所は池袋西武百貨店のリブロで、映画特集との事。
 期待したものの、やはりありませんでした、というより探せませんでした。松本晋一さんの様に、きめ細かく探せれば良いのでしょうが、私はかなり大雑把なので無理なのかも知れません。
 さて、本題に戻ります。
 女優の娘がいかに過酷な人生を送り、辛かったかを文章にして出版するという行為はアメリカだけのものではありません。
 最近たまたま「ポイズンママ〜母・小川真由美との40年戦争」(文藝春秋社)という本を買いました。
 小川真由美さんはテレビ番組「アイフル大作戦」という主演ドラマで、私世代にはかなり知られた方。その演技から、どれだけぶっ飛んだ方かは明白。しかも文学座時代の同期が樹木希林さん岸田森さん寺田農さんとは、もう言うことありません。
 この本は、小川さんと元夫の俳優・細川俊之さんとの間にもうけられた娘さんが書いたものです。
 内容はというと、小川さんの付き人が、20年間で200人以上代わった!なんてエピソードは序の口で、全ページ驚きの連続でした。あまりにぶっ飛んでいるので、笑うしかない?状態になりました。
 先日も、トイレの前で清掃のおばさんにブチギレしている若いお母さんがいました。小さな子供が、お母さんの声におびえて泣き叫んでいるのに、全く気づかない。小川さんの本を読んでいたら、ふとそんなことを思い出しました。
 子は親を選べないのです。
 筆者の方の残りの人生が、幸せでありますように!
 ただただお祈りいたします。

写真
「アイフル大作戦」は1973〜74年にTBS系列で放送されたコメディータッチのアクションドラマ
オープニングナレーションによると「アイフル(EYEFUL)とは、すごい美人または目を瞠る程イカすヤツ」のこと
小川さんはアイフル探偵学校の校長 岸涼子役を演じ、エンディング曲も歌っていた!

天野 俊哉




Copyright 2005 Y's Tap Dance Party. All rights reserved.