TAP DANCE LOGO
INSTRUCTORS
STUDIO : 戸塚スタジオ
NETWORK
SCHEDULE
EVENTS
COLUMNS
DANCE TEAMS
LINKS
OUR MASTER : 佐々木 隆子
COLUMNS

Vol.834 ワンちゃんとロバ君が大活躍
 Y'sコラムVol.784でハリウッド映画で活躍した動物達を取り上げましたが、そのなかで2つのシリーズものを全く観ていない事に気付きました。
 1つは犬のデイジーが大活躍するコロムビア映画の「Blondie」シリーズ28本。もう1つは喋るロバがドナルド・オコンナーとコンビを組んだユニヴァーサル映画の「Francis」シリーズ7本。今回そのDVDの1部をアメリカから購入しました。
 「Blondie」シリーズは有名なアメリカの新聞の漫画が原作。映画は1938年から製作されました。アメリカの中流家庭を舞台に、主婦のブロンディとご主人のダグウッド、小さな坊やとワンちゃんデイジー。スタッフもキャストもほとんど同じですが、当時コロムビア映画が売り出そうとしていた若手スターがズラリ出演しています。後にフレッド・アステアやジーン・ケリーと共演するリタ・ヘイワース、後にタップダンサーのエレノア・パウエルと結婚するグレン・フォードその他ジャネット・ブレアにラリー・パークス。得しました。
 さて、デイジーの凄いところはトリック無しでもワンテイクで長いアクションが出来ることと必ずカメラ内の家族のポジションに飛び込んでくる事です。まだ半分しか観ていませんがワンちゃんの活躍が楽しみです。ワンちゃん以外の展開もかなり面白いです。
 時代は第二次大戦直前なのに、市民生活がまるで「奥さまは魔女」の時代みたいに平和で能天気で、改めてアメリカの大国ぶりを見せつけられた気分です。
 もう1つの「Francis」シリーズは戦後の作品ですが日本では全く公開されていません。1本を除いて主演はドナルド・オコンナー、相手役にはパイパー・ローリーやジュリー・アダムス(半魚人映画で有名)等ユニヴァーサル売り出しの若手女優達。
 ロバ君の喋りはもちろん吹き替えですが、大学に入ったり軍隊に入ったりバカバカしい展開が楽しいです。
 「雨に唄えば」以来沢山のドナルド・オコンナーの映画を観てきましたが、彼のリアクションていつも同じで演技の引き出しの無さがまたオカシイ。
 今回はワンちゃんとロバ君が大活躍する映画のお話でした。

天野 俊哉




Copyright 2005 Y's Tap Dance Party. All rights reserved.