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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.760 捨てることの出来なかったレコード達その1
 レコードの時代が終わりCDの時代になった頃に大量のレコードを処分しました。
 それでも思い入れのある50枚位のLPレコードが実家の棚にしまってあります。
《バスター・キートン》
 コラムでキートン映画の配給会社や映画館の事を取り上げましたので先ずはキートン映画のサントラ盤から。このレコードはY'sコラムVol.555で触れたものですね。近年日本で発売されたキートン映画のDVD に久石譲さんが作曲しオーケストラ演奏の豪華なBGM入りのバージョンを拝見しましたが、ドライな笑いのキートン映画にクラシックは合わないな、と思いました。
 このレコードには「ハロー!キートン」シリーズとして上映された最初の3本「セブンチャンス」「海底王」「蒸気船」の楽しい音楽が収録されていますが、かなり聴き込んでいるので雑音だらけです。今でもCDショップでクロード・ボランのコーナーをチェックするのですが、まずありません。ちなみに第4弾として上映された「探偵学入門」では、日本のディキシーランド・ジャズの作曲家による演奏版で上映されましたが、レコードにはならなかった様です。
《チャールズ・チャップリン》
 キートン映画とは逆に日本で上映される度に大ヒットしたのがチャップリン映画。1971年から「ビバ!チャップリン」シリーズとして連続上映された頃に買ったチャップリン作曲集で、サントラ盤ではありません。チャップリンのセンチな笑いと情感にストリングスの音色はピッタリです。加藤忠君のライブでリズムKさんが歌った名曲“Smiles”は私の最も好きなチャップリンの名曲です。このレコードには、たいへん豪華なブックレットが付いていてチャップリン全作品リストが掲載されているのです。多分CD化されたはずですが、こうした分厚いブックレットまでは再生できないだろうと思い残したレコードに違いありません。
 現在、チャップリン映画は画面も音楽も良質なDVDが発売されているのでこうしたレコードは単に思い入れだけのものになりつつあります。

天野 俊哉




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