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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.730 ハナ&バーバラのアニメとMGMミュージカル
 この正月、小学生の姪っ子と遊んできました。昨年大ヒットしたアニメ「アナと雪の女王」の絵が描いてあるポータブルDVDを取り出してきて「伯父さんも一緒に観よっ♪」とDVD観賞に誘われました。
 「つ、ついに来た!レット・イット・ゴー!」
 まさに予想通りの展開。
 すでに彼女からいただいた「アナ雪」のDVDを観ていたので、丁重にお断りをして大人達の輪に戻りました。
 ちなみにこのポータブルDVDはサンタさんからのプレゼントだそうです。
 念のため。
 しばらくすると、何やらレトロな音楽がポータブルDVDから聞こえてきたので、飛んでいきのぞきこむと「アナ雪」ではなく何と「トムとジェリー」のアニメでした。それも今テレビで放送している新しいのでは無くて、1940年代のトムジェリ全盛期のやつです。
 MGMスタジオオーケストラの古めかしいBGM音楽がたまらない!
 結局一緒になってゲラゲラ笑って観てしまいました。
 このアニメのトムジェリがミュージカル映画「錨を上げて」で人間のジーン・ケリーと共演したエピソードは、以前Y'sコラムVol.423で取り上げました。
 トムジェリの飼い主であるアニメ作家ハナ&バーバラは当時MGM映画会社の専属でしたので、トムジェリはジーン・ケリーとタップ・ダンスを踊らされた後、水着の女王エスター・ウィリアムスの「Dangerous When Wet」にも再登場して、エスターの相手役として泳がされました。
 ジーン・ケリーが1955年に演出振付をした3話オムニバス映画「舞踏への招待」。
   その第3話シンドバッドは全編ハナ&バーバラのアニメとのコラボでした。トムジェリは不参加でしたがね。
 ただ私がアニメにそれほど思い入れがないせいか?ジーンがアニメの世界にドップリ入ってしまうと意外性が無くなり、さらにスピードを速くしたり遅くしたりする「コマ落とし」みたいな遊びの部分が多くなり、チョッピリ残念な出来に。
 やはりアニメと人間のコラボはお互いの領域を邪魔しない程度が良いのかな?とも思いました。
 今回はトムジェリで有名なハナ&バーバラのアニメを取り上げました。

天野 俊哉




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