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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.725 生誕100年フェルナンド・ラマス〜ラテンラヴァーの時代
 戦後の一時代、ハリウッドでは髪の黒いエキゾチックなラテン系の男優がクローズアップされました。1950年代のハリウッドで活躍したアルゼンチン出身のフェルナンド・ラマスが生誕100年を迎えます。
 1940年代アルゼンチンでは既にスターだったラマスがハリウッドデビューしたのが何と36歳の1951年。かなりの遅咲きでした。
 私が彼の存在を意識しているのが、やはりMGMミュージカル映画への出演です。
 ジェーン・パウエル主演「Rich Young and Pretty」(1951)、ラナ・ターナー主演「メリー・ウィドウ」(1952)、エスター・ウィリアムス主演「Dangerous When Wet」(1953)、ハワード・キール、アン・ブライス主演「ローズマリー」(1954)etc.
 これらのミュージカルでは、その美貌に加え歌も踊りもスマートにこなしてました。ただあくまで誰かの主演映画の相手役止まり。
 さらに、これ以外は私が知らないドラマへの出演がほとんど。残念ながらハリウッドで成功したとは言えません。年齢というよりも契約していたMGM映画会社の大型工場システムが1949年を境に崩壊してきた為です。単なる2枚目だけでは生きて行けなくなったのですね。
 プライベートではMGMの美人女優ラナ・ターナーと交際したりかなり派手だった様です。
 同じくMGMの美人女優アーリン・ダールと結婚離婚、のちにエスター・ウィリアムス(コラムVol.427追悼記事)と結婚しました。
 ラマスは60代で亡くなりましたが、夫人のエスターが陽気で素敵な女性だったので俳優時代よりも晩年の方が幸せだったのでは?

写真 左から
「メリー・ウィドウ」
恋人ラナ・ターナーと
エスター・ウィリアムスと

天野 俊哉




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