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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.710 年末年始は名作映画鑑賞《ミュージカル映画》
 渋谷にある映画館シネマヴェーラの『映画史上の名作』シリーズのラインナップが発表されました。
 年末12月27日から年始1月30日まで。
 今回の特徴は、ガチに名作が揃ってしまい遊びが無い事です。その多くが1970年代から80年代にかけ映画館でリバイバル上映されています。もちろんDVD化もされております。
 なので私みたいなタイプの映画ファンには物足りない顔触れなのです。
 まずは《ミュージカル》から取り上げてみます。

「雨に唄えば」
ジーン・ケリー主演

 アダム・クーパーの舞台版が上演されたタイミングでのセレクションはうまいですね。大きなスクリーンで観る名ナンバーの数々には新たな発見や感動があるはず。

「スイング・ホテル」
フレッド・アステア主演

 アーヴィング・バーリンの名曲にのせてビング・クロスビーが歌いアステアが踊る絶対オススメの1本。爆竹を使ってタップを踏むアステアのダンスが圧巻です。

「ストライク・アップ・ザ・バンド」(日本未公開)
ミッキー・ルーニー&ジュディ・ガーランド主演

 ある意味これが今回の目玉作品かも知れません。私は字幕入りで観たことがありません。当時ブームだったコンガのダンスを是非スクリーンで堪能したい!
 今年亡くなったミッキー・ルーニー(コラムVol.626をご参照)追悼上映としても価値のあるセレクション。
 写真は1940年、ミッキー20歳頃、ジュディ18歳頃。

「オーケストラの少女」
ディアナ・ダービン主演

 戦前の日本で爆発的ヒットを記録したクラシック音楽映画の名作です。

 つづく。

シネマヴェーラ渋谷オフィシャルサイト
http://cinemavera.com/index.html

天野 俊哉




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