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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.516 YouTubeで観る〜踊る振付師その4 マイケル・キッド
 松本晋一さんがY'sの為に書いてくれたブロードウエイとハリウッドで活躍した振付師マイケル・キッドのコラムVol.77。その中で、マイケル先生がアカデミー特別賞を受賞するエピソードがありますが、YouTubeで見つけました!Michael Kidd Receiving Honorary Oscarを検索。1997年のアカデミー賞受賞式での模様を8分にもわたって観る事が出来ます。
 アメリカにはマイケル先生よりも有名なジルクリストというプロバスケ選手がいるので、名前で検索するとかなり大変ですよ。
 さて、マイケル先生の場合映画で何となく踊らされてしまったというよりは、主役のひとりとしてセリフもあり、人々の記憶に残るミュージカル映画に参加しております。1955年MGM映画「いつも上天気」がそれです。
 Y'sの美人タップダンスチームPureJewelsには、SNさんというこの映画の大ファンがいるのですよ。そう、とても楽しい作品なのでDVDをお勧めしたいほどです。話がそれましたね。
 この「いつも上天気」では映画の企画が出た時点で、監督を兼ねていたジーン・ケリーが、振付師としてMGMと契約していたマイケルに出演を依頼しました。
 ただしスターではない為にマイケル先生のソロナンバー“Jack And The Space Giants”は残念ながらカットされてしまいましたが、アメリカ発売のDVDとCDには収録されています。
 帰還してきた3人のGIが主役の作品なので、トリオで夜の町を踊りまくるシーン“The Binge”やソフトシュー“Once Upon a Time”など素敵なダンスがあります。一番小柄で、一番人相の悪いのがマイケル先生ですのですぐわかりますよ。
 「いつも上天気」の原題“It's Always Faire Weather”で検索すると良いでしょうね。
 興味のある方はぜひご覧になって下さい。

天野 俊哉




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