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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2224 コロンボの愛車トリビア
 こんにちは。Y's取材班です。
 天野先生の「ボロ車」の一言で片付けられてしまうのは旧いクルマ好きとしてはしのびないので、コロンボの愛車トリビアをお送りします。
※コロンボにもクルマにもご興味のない方はスルーしてください。
・「刑事コロンボ」は1968年から1978年までに45本が放送された
・コロンボの愛車は1959年式のフランス車プジョー403カブリオレ(以下プジョー)
・放送開始時の車齢は9年なので実はそんなに旧くない(ちなみに私の愛車の車齢は37年)
・第3話「構想の死角」(ゲスト俳優:我らがジャック・キャシディ、監督:あのスティーブン・スピルバーグ)の撮影に先立ち、主演のピーター・フォークにコロンボの愛車選びが任された
・撮影所のガレージ一杯に並んだ劇用車のどれを見ても気に入らなかった中、隅にあった色褪せたプジョーが目に留まり、レインコート(自前衣裳)のヤレ感にピッタリで「コレだ!」と直感的に選んだ
・かくしてヤレた風采のコロンボ&ボロい愛車&元捨て犬の愛犬ドッグ(実際にピーターの愛犬で犬種はバセットハウンド。三代目までいた説あり)という組み合わせが誕生した
・プジョーのボロ具合いを活かして笑えるエピソードがいくつも生まれた
・例えば愛車初登場の第3話で、あまりのボロさに整備不良を疑われて白バイに止められた
・外観を見ただけで「ウチは外車専門だから」とディーラーに下取りを拒否されるも「これフランス車だよ」と切り返した
・レストランに乗りつけた時に「盗まれっこないから」とドアボーイに駐車場への移動を断られた
・自動車解体場の殺人現場に乗りつけた時に警戒中の警官にクルマを捨てに来たヤツと勘違いされた などなど
・前シリーズ終了から11年後の「新・刑事コロンボ」は1989年から2003年までに24本が放送された
・新シリーズのドッグ役は、前シリーズに出演したピーターの愛犬の子が務めた
・新シリーズ再開時、前シリーズで使用していたプジョーは売却されていた(廃棄説あり)
・車種の変更も検討されたが、放送局ABCとピーターは「コロンボの愛車はやっぱりプジョー」と判断して3台購入した(コレクターからの借用説あり)
・個体の変更により、幌の色が前シリーズのダークグレーから新シリーズではアイボリーに変わった
・話が進むに連れてどんどんボロくなって行くので、コレクターから借用説の信憑性は低いと思われる
・新シリーズ当時プジョーは希少車になっており、作中でも売買を持ちかけられるが、コロンボは「売る気はないんだ」と断っている
・現在の市場価格は約55000ユーロから119000ユーロ。日本円に換算すると約900万円から1900万円で上昇中
・コロンボの“クルマを視る眼”を買われてか、新シリーズ放送期間中(1995年)にトヨタカローラ(8代目E110型)のCMに出演した
 キリがないのでこの辺で。
 最後までお読みくださりありがとうございました。

Y's取材班



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