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Vol.2223 もうすぐ生誕100年ピーター・フォーク〜やっぱり刑事コロンボ
 忘れた頃になるとテレビに登場するのが推理ドラマの名作『刑事コロンボ』、ヨレヨレのレインコートに葉巻、ボロ車そして「ウチのかみさんがね」というお決まりの台詞、直ぐにこれだけ浮かぶキャラクターなんて滅多にありませんね。刑事コロンボをこれだけ魅力的に演じてきた俳優のピーター・フォークですが追悼コラム(Vol.247)を書いて以来10年以上そのピーターの出演映画にはほとんどお目にかかれずにおります。

 今回生誕100年シリーズでピーターを取り上げるので改めてチェック出来たのがミュージカル映画『7人の愚連隊』、戦争映画『アンツィオ大作戦』、コメディ『グレートレース』だけでした。
 どうしてこんなにもピーター・フォークの出演映画がDVDとして存在しないのか?多分映画スタジオとの専属契約に縛られなかった世代だからだと思います。
 今日ピーター・フォーク位の大スターであればその俳優が所属した映画スタジオがDVDBOX等を販売しています。ワーナー映画のハンフリー・ボガートしかり、MGM映画のジュディ・ガーランドしかり、パラマウント映画のオードリー・ヘプバーンしかり、実に残念な事です。

 DVD BOXで思い出したのが、ピーターにはジョン・カサベデスという俳優で監督の親友がおります。俳優としてのジョンは『ローズマリーの赤ちゃん』が有名ですが、ピーターや奥さんのジーナ・ローランズを起用した監督作品が優れているそうですが私はひとつも観ておりません。以前何度かそのDVD BOXを手に取りましたが高価なので諦めました。ピーターがコロンボで有名になって以降ではこのジョン・カサベデス監督作品の評価が高いので私もいつかチャレンジしてみたいです。

 さて、ピーターがハリウッドでナンバーワンの地位を確立した1970年代にゲスト出演したアメリカのテレビショーが日本語字幕入りでYouTubeで観ることが出来ます。
 刑事コロンボテレビ出演(日本語字幕)
 Columbo@DeanMartinRoast(JP sub)

 歌手のディーン・マーティンが司会を務めた人気シリーズ、毎回ハリウッドの大スターをメインに大勢のゲストと共にこきおろす爆笑番組です。この日の主役はフランク・シナトラ、一流の歌手で、オスカー俳優で、ちょっと危ない世界の方ですね。コロンボ警部に扮したピーターの名演技と笑い転げるディーン、フランク、ジーン・ケリー、オーソン・ウェルズらが懐かしい!

天野 俊哉



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