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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2201 もうすぐ生誕100年ジューン・ヘイヴァーD代表作に出会う!
 1944年に映画デビューしたジューン・ヘイヴァーですが代表作となったのは皮肉にも20世紀FOX映画からワーナー映画に貸し出されて主演した『虹の女王』(1949)でした。1920年代にブロードウェイの女王だったマリリン・ミラーの伝記映画で偉大なタップダンサーのレイ・ボルジャーと若手歌手のゴードン・マクレエを従えてジューンさんの才能を開花させることが出来ました。
 この『虹の女王』は既にコラムVol.362で取り上げており、Y's管理者さんが素敵な映画スチル写真をレイアウトしてくれてますのでそちらをご覧になって下さいね。

『ザ・ドーター・オブ・ロージー・オグレディ』
(1950)

 『虹の女王』に続いてジューンさんがワーナー映画で主演したミュージカル映画です。歌手のゴードン・マクレエ、ジューンさんがスカウトしたタップダンサーのジーン・ネルソンが共演しました。
 20世紀初頭のヴォードビル界を舞台にしたショービジネスもの。ジューンさんとジーン・ネルソンがタップを踏みまくりますが、ジューンさんの父親役のジェームズ・バートンという初老のタップダンサーが良い味を出してます。

『ザ・ガール・ネクスト・ドア』(1953)
 古巣の20世紀FOX映画に戻りミュージカル映画『アイル・ゲット・バイ』とマリリン・モンローが脇役出演していることで有名なコメディ映画『恋愛アパート』に主演しました。そしてミュージカル映画『ザ・ガール・ネクスト・ドア』で長身のダンサー、ダン・デイリーとの共演が実現しました。物凄い身長差(多分35p位)を感じさせないリチャード・バウストゥの振付とジューンさんの動きが見事でした。活発な現代劇なのでジューンさんの芸能生活の最後を飾るのにぴったりの作品となりました。

 以上が私の知っているジューン・ヘイヴァーさんの全てです。才能溢れる歌手でありダンサーでしたが早くにショービジネスから離れてしまったのは残念な事です。興味のある方は是非YouTubeで《June Haver》を検索してみて下さいね。

天野 俊哉



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