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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.2033 アニバーサリーに続いてリニューアル
こんにちは。Y's取材班です。
Vol.2027で創刊44周年を祝した愛読誌 月刊『カー・アンド・ドライバー』が大規模リニューアルされました。編集後記で「空前の」と謳われている程多岐にわたるので、項目別に書き出してみます。
《表紙デザイン》
 幾度の変遷を経て、長年続いていたバッジ(ロゴ)の色とスーパーリアルイラストレーションの組み合わせ
 奇数月号:赤バッジ&岡本三紀夫氏作品
 偶数月号:青バッジ&渡邊アキラ氏作品
が黒バッジ&写真に変更されました。
 ちょっと調べてみたら、本家USA版の1975年12月号もリニューアル同月号も、山脈を背景にランボルギーニ・クンタッチ(カウンタック)が表紙を飾っています。デザイナーさんがフィーチャーされたんでしょうか、単なる偶然でしょうか。偶然だったら凄いタイミングです。
 ステキな写真ですが、毎号両氏の作品を楽しみにしていたので、観られなくなってとても残念です。
《製本方式》
 ステープラ(ホチキス)で綴じる低コストな中綴じから、見栄えのイイ背表紙付き無線綴じに変更されて「手軽なクルマ情報誌」から「上質な自動車専門誌」に変貌しました。更に記事全般が縦書きから横書きに変わったことに伴い、右綴じから左綴じに変更されてページのめくり方も今までと逆になり、『CAR and DRIVER』のバッジ以外は見た目も感覚的にも全く別物になった感じで、質感も格段に高まりました。
《誌面デザイン&レイアウト》
 全ページがフルカラー&横書き化されて白地の多いシンプル&モダンになりました。ただしその代償として記事全般、特にキャプション(写真などの説明文)の文字サイズが、普段老眼鏡を使わない私でも眉間に力を入れないと読めないくらい極小になり、長年愛読してきてヤングじゃなくなった老眼の方にはキツイかもしれません。そういう意味ではデザイン優先っていう感じです。
 また、編集後記に書かれている「断捨離の精神」で映画情報や美術館巡りなどのエンターテインメントコンテンツが廃されて、そういう意味でもシンプルな誌面になりましたが、コーヒーブレイク(小休止)的な息抜きコーナーが無くなってしまって、ちょっとさびしいです。
《メディアのハイブリッド化》
 写真機能の無いガラケーなので私には関係ないんですが、全ての企画にQRコードが付いて公式サイトの関連情報が読めるようになり、プリントメディアとデジタルメディアがハイブリッド化されました。『CAR and DRIVER』はわざわざQRコードを読む必要がない電子版も併売されているので、雑誌版の将来が案じられます。
《価格》
 「えっ!また?」。9月号710円、10月号780円、11月号880円と発行されるたびに価格が改定されて、リニューアル12月号では遂に980円になってしまいました。リニューアルの内容や編集から発行までの手間、印刷や輸送にかかるコスト、更にはSDGsに向けたペーパレス化の促進などを考えると、価格上昇もやむなし。と言いつつケチクサくてすみません、次回の発行が新年号で区切りがイイからといってまたまた価格改定しないですよね?
 編集部のみなさん、より価値のある充実した誌面を期待しています。

Y's取材班



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