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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1867 品川のチャリティー公演に出演しました(2021/7/22(祝木))
《きゅりあん》
 大井町駅から徒歩0分にある大型商業施設の中にあるのがきゅりあんであります。1階の小ホールでは2011年から2015年にかけてY's公演『PRECIOUS』を3度も開催しましたのでご記憶されてる方も多いのでは。今回のチャリティー公演はズーッと上の8階にある大ホールで開催されました。古く20年近くも前、前ネットワーク時代にこの大ホールで命のつどいチャリティー公演を担当した事はありますが出演は初めてであります。Y'sインストラクターのYUKIさんが淺野康子さん振付のジャズダンス作品で出演されていたのを良く覚えています。

《三度目の緊急事態宣言下》
 大きな会場ですので私の持っている教室、クラスには不釣り合いだと思い中々キャストや演目が決まりませんでした。
 また、半年前に出演を決断出来た唯一の理由が「東京オリンピックの開会式前日ならば絶対に中止になることは無いだろう!」という安易な予想だけでした。
 これが見事に外れて3月の渋谷、7月の新宿に続いて今回も緊急事態宣言下での開催、出演となってしまいました。
 自分の感覚もブレたものです。
 ただコラムVol.1819でも触れたように今出演させたいと思っている生徒がいる限り先延ばししないのが長年の私のやり方なので決して後悔はしておりません。

《代役をチャンスに!》
 “オパス・ワン”を前向きに頑張っておられた神田教室の生徒さんが本番の2週間前に出演を辞退されたのは残念な事でした。後列とは言えセンターがぽーんと抜けてしまった絵がずっと気になっていたのですが、新宿のチャリティー公演で数々のNGを出しながらも笑顔で初舞台を乗り越えた南砂町教室の笠原さんが踊ってくれたら?とダメ元で誘ってみました。そして「こんな私でよろしければ!」と即返事を頂きました。
 さあ、これで百人力!

《迎えた当日》
 神田教室の作品では1番ベテランの生徒さんが抜けてしまいましたが、残った仲間たちでテンションを上げて踊ってくれました。長い間には色々な事がありますが、教室の閉鎖などを乗り越えた方々なのでこれからもついてきてくれると信じています。
 中学生男子2人と高校生女子2人は自分達のハードなナンバーだけでなく大人のダンス・ナンバーのサポートまでこなしてくれました。
 3月の渋谷のチャリティー公演のリベンジのために再び自作を踊った原口圭さんは納得の行く出来だったのでしょうか?
 いつもなら地元のショッピングセンターの仮設エリアでの発表会で踊っている子供達にとってきゅりあん大ホールはデカかった!6歳の誕生日にデビューした尾高心春ちゃんにとって照明を受けての初の舞台となりました。そしてちょうど一年前にアメリカから帰国した仙田陽菜ちゃんは基本ルーティンの“ワルツ”を丁寧に踊る事が出来ました。

《懺悔コーナー》
 「踊るとき以外は舞台袖でもマスクを」というルールにしたことで全員が舞台上に並ぶフィナーレで私がやってしまいました!サーッと舞台に飛び出しステップを踏み始めたら私を見て何やらリアクションをされるお客様が数名。目のまわりの違和感に気付いたもののもう遅い。手を挙げてあいさつをする手を下ろすタイミングでマスクを外す事には成功。今度は手にしたマスクを隠せずアタフタしてしまいました。なんてこった!

《トゥラ・ラ・ラ》
 奇しくも8年前に1階のきゅりあん小ホールで戸塚教室の石井千夏さん、柏田千夏さんとそれぞれデュエットした映画『巴里のアメリカ人』の軽快な“トゥラ・ラ・ラ”を今回は南砂町教室の中学生、波多野琴葉さんとデュエットしました。昨年の夏までこのクラスにはSNさんという非常にガッツのあるお嬢さんが通っており、いつか波多野さんと競演させたい!と楽しみにしていたのですが叶わず、私がSNさんの代役として波多野さんと踊ることになった、という訳です。
 ミュージカル公演などにバンバン出演している波多野さんとの競演は私にとってはスリリングな経験となりました。

《オーヴァーチュアと三方礼》
 先のY's公演でダブル千夏さんにエア指揮をしてもらったオーヴァーチュアを30秒ほどリバイバルしました。何と単なる板付きなのにオーヴァーチュアにあわせ緞帳がスルスル上がるとパーッとお客様の拍手が。公演の時もでしたがあのオーケストラ演奏に何らかの効果があるのでしょうか?
 フィナーレでは上手、下手、センターと順に手を挙げてゆく三方礼を。不思議な事に二回目の下手でお客様の拍手が頂けるようでして。クセになりそうです。
 暖かいお客様に巡り会えた事に感謝いたします。

《最後に》
 暑い中わざわざ会場に足を運んで下さいましたお客様、ご家族の皆さま。朝早くから舞台セッティングのお手伝いをしてくれた男子のみんな、そしていつもお祝いメールで元気づけてくれる淺野康子さん、Y's取材班さん、どうもありがとうございました!
 そして、めちゃ暑い中頑張って楽しく踊ってくれた生徒の皆さんお疲れ様でした。また一緒に踊りましょう!

※お名前の表記、写真の掲載は承諾を得ています。

天野 俊哉



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