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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1738 マスク形状トリビア
 さて、今や必需品の家庭用マスク(以下、マスク)ですが、日衛連(一般社団法人 日本衛生材料工業連合会)によると、その形状は下記の3つのタイプに分けられています。
《平型(平面型)》
 1950年に日本初のガーゼマスクとして誕生したのが平型(平面型)です。昔、家の木製救急箱に入っていました。いざ使ったら、征露丸やら色んな薬のニオイが染み付いていてオエッとなって尚更具合が悪くなりました。懐かしい。
 いわゆるアベノマスクがこの平型です。だいぶ後になって届きましたが、せっかく送っていただいたのにスミマセン、未開封のまま備蓄用とさせていただいております。
《プリーツ型》
 1973年に不織布製プリーツ型の原型が日本で生産・販売されるようになりました。プリーツ状なので口の動きに柔軟に対応し、呼吸も平型よりラクで、現在主流のタイプです。
《立体型》
 成型技術や進化素材などにより、2000年以降に普及が促進されました。顔の形に合わせてデザインされているのでマスクと口元の間により空間ができ、装着時の息苦しさや喋りにくさがプリーツ型よりも大幅に緩和されているモノが多いです。

 みなさんはどのタイプをお使いでしょうか。私は唇にマスクが触れるのがイヤなので平型は論外、プリーツ型もモノによって微妙に触れてコソばゆい、ということで立体型を使用しています。私が使っているのは洗って繰り返し使えるので衛生的でゴミも軽減できるし、一体型なので天野先生のような目にも遭わずに済みます(コラムVol.1722《アクシデントその二》をご参照)。
 さて、ある出勤日の朝、いつも駅ビルに入るまでずらしているマスクを摘んで直そうとしたら、えっ?してない!マスクをしてくるのを忘れていました。まだドラッグストアは開いてないし、コンビニで売ってるのかな?探している時間の余裕もないので、咄嗟の判断でお弁当を包んでいた赤いバンダナを口元に巻きました。「誰も見てないよ」と言われそうですが、なんだか西部劇に出てくる列車強盗みたいで気が引けました。そうも言っていられないので俯き加減でコソコソ乗車しました。
 なんとか仕事先に到着し、マスクを買いに行こうとバッグを開けて財布を出そうとしたら、えっ?バッグの中のクリアファイルに見覚えのあるマスクのパッケージが挟まっていました。そうでした。何かあった時のために予備用のマスクをバッグに入れておいたんでした。そのことをすっかり忘れていました。さっきの列車強盗姿って一体。
 さあ、気を取り直して新しいマスクを付けて化粧室へ。スッキリ(小)して洗った手を拭きながら鏡を見ると、ン?卸し立てのマスクに黒いモノが。グッと覗き込みながら指先で掃っても取れないので摘んだら、イテッ!マスクから突き出た自分のヒゲでした。みなさんもご注意くださいね。

Y's取材班



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