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Vol.1512 長澤仙明出演『FABULOUS REVUE BOYS Vol.19』(前編)
 先日、初のソロ・リサイタルを開いた若手ダンサー長澤仙明さんが所属するボーイズレビューユニット10caratsによる公演を観に新百合ヶ丘まで出掛けました。すでに19回も公演を行っているのにこちらが初の観劇とは、いささか申し訳ないくらいであります。
 月刊ミュージカルの最新号には10caratsを主宰する神崎順さん、長澤さんに加えゲスト出演される真島茂樹さん、桜花昇ぼるさん、そしてこだま愛さんのインタビュー記事が写真入りで掲載されました。
 素晴らしい!

 真島茂樹さんは、かつて有楽町にドカーンと存在し、初代ゴジラに破壊されかかった日本最大の劇場である日本劇場の日劇ダンシング・チームの男性トップダンサー。私は日劇の舞台を観たことが無くて日劇のサヨナラ公演もテレビで観ただけであります。真島さんは松平健さんの“マツケン・サンバ”の振付で大ブレークしました。数年前、銀座博品館劇場でのレビュー公演で、東京リズムボーイズのお2人が真島さんと共演されてました。
 桜花昇ぼるさんは大阪を拠点に現在も活動を続ける大阪松竹歌劇団、OSKの男役トップスターを永らくつとめた方。20年位前、大阪旅行中にあやめ池なる場所でのOSK公演の情報を見つけたのにあやめ池までたどり着けなかった!つらい経験があります。私は桜花さんの次にトップになられた方のOSK東京公演を三越劇場と新橋演舞場で観ただけであります。
 こだま愛さんは宝塚歌劇団月組の娘役トップスターだった方。こだまさんと言えば、男役トップスター剣幸さんとの名作『ミー・アンド・マイ・ガール』初演での大活躍が有名ですが、私の場合はもう少し古くて小原弘稔演出『ジョリー・シャポー』でのベレー帽をテーマにした若手だけの幕間ナンバーでのキュートな歌や、同じく小原弘稔演出『ザ・レヴュー2』の楽しい「レディ・サラ」での大地真央さんに絡むブロンドかつらのコーラスガール役のこだまさんを既に注目しておりました。
 今回は日本が誇る3つのレビュー劇団卒業生の競演でもあるわけですが、東京の松竹歌劇団、SKDの不在はちょっぴり残念であります。

 さあ、新百合ヶ丘には着きましたか?
 イイエ、まだまだです。
 次はレビュー、ボーイズ・レビューの事ですね。
 レビューと言えばセリフ無しに歌と踊りでノンストップで構成された華やかな舞台の代名詞。フィナーレでは、豪華な衣裳を着て大きな羽根を背負ってシャンシャンを持って登場するのですね。お金が凄くかかるので近年は衣裳をアジアに発注したり予算削減に苦労している様です。
 REVUEにはレヴューとレビュー2つの書き方がありますが、今回はレビュー《ビ》の方に統一しましょう。
 ボーイズ・レビュー、かつては宝塚でも男性の参加も検討されたそうですが、多くの女性ファンからの猛反対により1度も舞台に上がれずに解散した?そうです。ただし、先の宝塚歌劇団の演出家の小原弘稔氏のレビューではバックコーラスに男性の声を必ず入れてました。生か録音かは分かりませんが重厚な感じで場面が引き立ちましたね。舞台上ではありませんでした。
 神崎順さんによるボーイズレビューはどんな感じなのでしょうか?
 公演のチラシ写真には神崎さんとボーイズレビューの男性が6人、ゲストが3人、もう一人男性がいますねぇ。森田洋輔君みたいなロン毛のイケメン。顔も細身の体つきも似ている!ああっ、この方がDIAMOND☆DOGSメンバーだった中塚皓平さん。夏の宝塚雪組公演で素晴らしい振付をされていましたね(コラムVol.1500をご参照)。ご本人がまさかの出演ですかあ〜。Y'sの渡部直子女史によると、キレッキレのダンスを踊るそうな。
 ツイテル。

 東京からかなりの時間がかかって開場の75分前に駅に到着しました。
 駅ビルでランチでも、と考えましたがまたまた迷子になったり遅刻をしそうになると思い、先ずは会場まで。会場の場所を確認してからカフェのありそうな向かいのビルに飛び込みました。Boyds Coffeeなるお店を見つけましたが凄く混んでいて空席が無い!
 困ったな?
 ボーッと店内を見渡していたら丸いテーブルに座っている美人2人をみてビックリしました。
 何とY'sの渡部直子さんと立野貴子さんでした。
 まさかの再会でした。長澤さんのリサイタル以来です。相席させて頂きハンバーグカレーを注文、お二人は既に昼の回を観劇された後らしい。こんな場所で会えるなんてナイスです。
 色々感想をうかがい、参考にさせて頂きました。ちなみに中塚皓平さんはチラシのロン毛を短くカットされたので、チラシのイメージではありません、と渡部女史から聞きました。ロン毛の方を探しまくる所でした。開場の時間まで3人でダンスや長澤さん、淺野康子先生の話まで沢山しました。楽しかったです!

 さあ、開場時間近くなりましたのでお2人とはサヨナラをして一人、一人、一人さみしく劇場に向かいました!
 つづく。

天野 俊哉



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