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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1383 生誕100年アン・ラザフォード&ウィリアム・トレイシー〜ミッキーの仲間たち
 ここで言うミッキーとは、皆様ご存知のミッキー・マウスではなく、ハリウッド・スターのミッキー・ルーニーです。
 今年生誕100年を迎えるアン・ラザフォードとウィリアム・トレイシーは、MGM映画に出演したおり、ミッキー・ルーニーの友人役などを演じておりました。

《アン・ラザフォード》
 代表作が名作『風と共に去りぬ』、しかもヒロイン、スカーレット・オハラの妹役を演じましたMGM映画ではミュージカルや青春映画の多くで主人公の友人役等を沢山演じております。当時のハリウッドスターの中でも可愛いタイプ、ただ大人の女性を演じる事が出来たかどうかは未知数です。
 2012年にアンが亡くなった時、追悼コラム(Vol.330)を書きましたので、是非そちらもお読みくださいね。
 さて、アンは2度結婚しておりますが、2度目の御主人がウィリアム・ドジャーというテレビ・プロデューサー。1960年代、ドジャーがハリウッドの行きつけの美容室で、自分の美容師からある東洋人の格闘家の話を聞きます。美容師が早速その東洋人の映像をドジャーに見せました。それが後の大スター、ブルース・リーでした。ドジャーは、自分がプロデュースを務めるテレビ・シリーズ『グリーン・ホーネット』の主役の一人タナカ役にブルース・リーをキャスティングし、ハリウッド・デビューを飾りました。
 ドジャーに、ブルース・リーの存在を知らせたその美容師さんですが、少ししてビバリー・ヒルズの邸宅で行われた女優シャロン・テートのホーム・パーティーの最中に惨殺されてしまいました。美容師の友人だったドジャーと、シャロン・テートの御主人で映画監督のロマン・ポランスキーは欠席しておりました。
 様々な運命を感じますね。

《ウィリアム・トレイシー》
 さて、もうひとりのウィリアム・トレイシー。あまりにも整った名前から、背が高く凄くハンサムな男性を想像してしまいますが、丸ぽちゃの男性スターです。
 ジェームズ・キャグニーとパット・オブライエン主演のギャング映画の名作『汚れた顔の天使』の、パット・オブライエンの少年時代を何と20歳で演じ映画デビュー。コロコロしてノロマなので盗みを働くも警察に捕まってしまい、更正して牧師になる、その子供役ね。
 ミッキー・ルーニーとジュディ・ガーランド主演の青春ミュージカル『ストライク・アップ・ザ・バンド』では学生バンド・マンの役を。当時大ブームだったコンガのナンバーでは、ダンスには参加してませんが、アンサンブルで歌っております。
 彼の代表作は、間違いなくジョン・フォード監督の『タバコ・ロード』でしょう。舞台劇を映画化したアメリカ農村の貧困を描いた社会派ドラマです。成功しているかどうかは分かりませんが、ウィリアム・トレイシーはその一生分の熱演をしてしまった感じです。その後、あっという間にB級映画専門になってしまったウィリアム・トレイシーですが、上映時間約60分の兵隊コメディ『タンクス・ア・ミリオン』みたいな軽快な作品もあり、常に安定した演技を見せていました。
 49歳の若さで亡くなった丸ぽちゃのハリウッド・スター、ウィリアム・トレイシーのご紹介でした。

天野 俊哉


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