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Vol.1321 Y's発表会へ秒読み開始!〜Sing Sing Sing & Opus#1
“Sing Sing Sing”
 《タップ・ダンスの発表会ではスイング・ジャズが定番》という時代も去りつつあるようですが、やはり“Sing Sing Sing”のイントロが聴こえてくるとワクワクしてしまうのものですね。
 今回の発表会で淺野さんがどの様なアレンジの、どの様なアーティストのものを使うのかは謎ですが。

 スイング・ジャズの王様、ベニー・グッドマンがこの曲を最初に映画で演奏したのが楽団の全盛期の1937年の「聖林(ハリウッド)ホテル」でした。
 タイトル通り、ハリウッドのホテルを舞台にしたミュージカル・コメディですが、もしベニーが出演していなかったらどうなっていたんだろう?と考えてしまう程度の作品でした。
 映画に登場する“Sing〜”には、楽団の最強メンバーがズラリと並んでいますが、トランペットのソロをとるハリー・ジェームスと、ドラムのソロをとるジーン・クルーパの存在が嬉しいです。実は、1955年に製作されたベニーの伝記映画「ベニー・グッドマン物語」に出てきた“Sing〜”演奏場面でも本物のハリー・ジェームスとジーン・クルーパが揃って出演して盛り上げてました。ジーンはベニーの為にこの伝記映画にわざわざ参加したのですが、後年今度はジーンの伝記映画「ジーン・クルーパ物語」が企画された時には、ベニーは全ての協力を断った、というさみしいエピソードが残されてます。

“Opus#1”
 2013年の発表会で淺野さんと私の生徒共演で振付したナンバーです。
 また使っていただけて光栄です。
 前回のコラムVol.911では、淺野さんの生徒の爆笑エピソードばかりを書いてしまいましたので、今回は真面目に音楽と映画の事でも。
 さて、派手なイントロで始まる1944年のトミー・ドーシー楽団の大ヒット曲ですが、《水着の女王》と呼ばれたMGMミュージカルの大スター、エスター・ウィリアムスが主演した「Thrill of a Romance」では、トミーの楽団が登場して演奏しています。残念なのは、演奏場面では無くエスター・ウィリアムスと恋人役のヴァン・ジョンソンのダンス場面のBGMとしてだった事です。
 ずっと後年、1977年のミュージカル映画「ニューヨーク・ニューヨーク」のオープニングは、1945年8月15日の日本がアメリカに負けたVJ DAYのニューヨーク、タイムズ・スクエアからスタートします。この時、ナイト・クラブで演奏しているのが、トミー・ドーシー楽団という設定です。残念なのは、ここでもチンピラ役のロバート・デ・ニーロが次々と女性に声をかけまくる、という場面のBGMになってます。
 ただ、サントラ盤CDには8分近い演奏が収録されていますので、たまにリスニング用にかけたりします。
 最後に、ウディ・アレン監督が自分の少年時代を映像化した「ラジオ・デイズ」です。ユダヤ人には断食をする習慣があるらしいのですが、断食をしながら静かに時が過ぎるのを待っている、その静けさを破るやかましい音楽として、この“Opus#1”がやかましく登場しました。
 笑えた!

天野 俊哉



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