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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1231 NTD2017に向けてD前半戦終了
3月12日(日)
 NTDのオープニングを飾る代表者ナンバーのお稽古の前半5回の最終日。
 その稽古前の時間、久々に神保町に足を運びました。
 神保町の三省堂の裏手に神保町シアターという名画座があり、連日古い日本映画を上映しています。どうやらこの名画座、小学館が経営してるらしい。
 ここに立ち寄るのは、都内で上映される映画のチラシが沢山置かれているからです。さっそく物色すると、フラメンコを踊る野川由美子さんの写真が目に入りました。手に取ると「女優は踊る/素敵なダンスのある映画」なる特集があるらしい。
 高峰秀子さんの「銀座カンカン娘」から牧瀬里穂さんの「東京上空いらっしゃいませ」まで16作品。
 先日亡くなった鈴木清順監督作品が含まれていたり、珍しい所では、子供の頃よく観ていたドラマ「ありがとう」でしか知らない山岡久乃さんの踊る映画がある?しかも、この方宝塚出身だって。また、国産ミュージカル映画の金字塔と言われてる?「君も出世が出来る」もありますね。

 こうした国産ミュージカルで、中々上映されないある作品の事を考えながら御茶ノ水駅前のディスク・ユニオンまで歩きました。
 新入荷中古DVDというコーナーに、私が観たかったまさにその作品「アスファルト・ガール」がポンと置かれているのでビックリしました。
 しかも、レア物かと思いきや普通に¥1950だし。
 「アスファルト・ガール」はかつてコラムVol.853で取り上げた女優の中田康子さん主演の異色ミュージカルとして有名な作品。中田さんは、映画女優引退後の1991年「ナショナル・タップ・デー」第一回公演のゲスト出演をされた方なのです。
 「アスファルト・ガール」に関してはまたの機会に!

 すっかり寄り道をしてしまいました!
 NTDの代表者ナンバー稽古。この夜、気になったのが、スタジオのテーブルの上に置かれた緑色の駅弁の様な包二つ。松本先生と穴田先生の夜食かな?と思ってしげしげ眺めていました。実はこれ、東北タップ&アートフェスティバル2017に参加した森田洋輔君のお土産、ずんだ餅だったのです。お稽古の後、皆で美味しくいただきました。
 さあ、ここで一区切り。次の稽古まで10日間も空いてしまうのです。自主練用に音楽をダビングしていただきましたので、明日からはこれで特訓です。
 頑張らねば!NTD2017。

天野 俊哉




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