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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1157 SKDスタス公演「スタス・レヴュー秋の踊り」(前編)
 東京リズム劇場でご一緒させて頂いた西村麻亜沙さん出演の「SKDスタス公演」を観に浅草六区のゆめまち劇場に行って参りました。
 前回、開場時間なのに場内満席だった事から、私としては珍しく早めに向かいました。
 田原町から劇場までに空腹の私を惑わす数々のお店。
 欧風料理のア・トレ・ヤンの前で一時停止。
 「SKDスタス公演」のポスターを発見。
 このお店には一度入ったことがありますが、かなり待たされたので今回はパスしました。近年、こうした老舗が浅草から減ってきましたね。
 さて、劇場前には開場30分前にも関わらずすでに沢山の方々がズラッと並んでいました。側の方が「今日は物凄く混んでいるらしい!」と話している。
 そのせいか何時もは配られているプログラムが見当たらない!曲名やダンサー名が分からないのは作文(このコラムのことね)を書く上で死活問題なので、必死に探すとパラパラと数枚だけ置いてありました。
 入場すると、高台になっているカウンター席をゲットしました。客席おりも含めて舞台全体を楽しむためです。
 場内BGMはフランク・シナトラ関連曲のイキなジャズピアノ演奏。大好きな“The Tender Trap”が聴けてテンション・アップ。
 今回の「秋の踊り」は、前回若手中心でいささか軽めだったショーを、ベテランの参加でゴージャス感を一気にアップさせました。
 歌も安定していて、じっくり聴くことが出来ました。ただ、全キャスト総踊りのオープニングの後、衣裳替えの時間つなぎも含めた2曲目に、瀧園子さんが歌い上げる“Unchained Melody”はお上手でしたが、ここには少し重かったかな?
 軽いジャズの方が向いていたかな?と感じました。
 逆に、後半の頭に芹なづなさんが歌ったヴィクター・ヤングの名曲“Love Letter”は構成の場所も良かった。
 唯一の和ものナンバー“紅葉”での本州里衣さんの姫と鬼女などの芸はあまりに本格的、一大スペクタクルに照明さん音響さんの力の入れ方が違いました。狭い舞台一杯に踊り手を動かすフォーメーションにも唸ってしまいました。
 また、“Fever”における瀧園子さんと初音ひかりさんのダンス・デュエットなど、ダンスの技術は勿論の事、その目線の使い方に感心してしまいました。
 うまいなあ〜。
 男役の瀧さん色気があって。
 勉強になりました。
 こうしたベテラン勢の油の乗りきった芸を見ると「ダンサーは年齢じゃないなあ〜」と思うのでした。
 今回の構成、ベテラン勢の活躍、若手ダンサーの成長、集客の状況などを見ていたら、以前「浅草公会堂での最後の公演」と謳ったSKDスタス公演の時、洋菓子店アンヂェラスでSKD OGの方々が話していた言葉を思い出しました。
 「浅草公会堂で最後なんて言っていたけど、またやるんじゃない?千羽さん」(コラムVol.681をご参照)。
 そしたら瀧園子さんがカーテンコールで浅草公会堂の事おっしゃってましたね。
 だいぶ現実に近づいてきたようです。
 「ところで、西村麻亜沙さんはどうだったのですか?」
 すみません!すっかり忘れていたので、後編でじっくりと。
 つづく。

天野 俊哉




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