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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.1093 新橋演舞場OSK公演「夏のおどり」
 OSK公演「夏のおどり」を観に新橋演舞場へいって参りました。
 この新橋演舞場で故藤山寛美さんの松竹新喜劇東京公演を観てから何と40年経ちます。
 OSK公演は2年前に日本橋三越で初めて観劇しコラムVol.670にも書きましたが、12名前後の少人数であった為、本当のOSKレビューがどんなものであるかを知ることは出来ませんでした。
 公演情報を得てすぐに1階花道横の席をゲットしましたが、地方の劇場には花道が無いとみえて花道を生かした演出があまりなく、多少肩透かしをくらった感がありました。
 第1部和もの「花の夢・恋は満開」はショーとかレビューというよりも花柳基氏作・演出・振付によるドラマティックな作風で、期待のチョンパも転けました。ただ、これは和ものレビューを期待した私の意見でしかありませんので念のため。
 さて、第2部は名倉加代子先生構成・演出・振付によるダンシング・ショー「Take the Beat 」。もう何度でも観たくなるスピーディーで素敵なショーでした。最近は宝塚のショーでも「これぞダンス」と呼べるものに中々出会えなくなりました。
 トップスター高世麻央さんがドラムを叩き、タップとジャズ・ダンスの掛け合いから始まる“プロローグ”とダービーハットを使った“ジャストダンス”は名倉先生お得意のシャープな振りの連続。女役のダンスが見事でした。
 名倉先生のお弟子さん?による名倉スタイルの振付もホッと出来る作品に仕上がっていました。また、鳥居かほりさんが振付を担当した“ラインダンス”は、若いダンサーを生かした可愛らしいポーズが目を引きました。
 フィナーレで豪華な羽根を背負って登場した高世さんがさくらパラソルを持ち「さあ皆様もご一緒に」と客席に声をかけると、周りのお客さんもカバンからゴソゴソとさくらパラソルを。“桜咲く国”の曲に合わせ傘を開いたり閉じたり楽しそうでした。
 大阪では自分の劇場が無いというOSKの皆さん、舞台で本当にキラキラされていました。
 次回は和ものレビューに期待したいと思います。

天野 俊哉




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