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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.670 OSK初観劇at三越劇場
 敬老の日、日本橋三越7階にある三越劇場にOSK(大阪松竹歌劇団)公演を観に行きました。
 女性ばかりの歌劇団として宝塚、松竹と三羽烏の時代もありました。
 経営母体は幾度も変わっているようです。私は笠置シズ子さん、京マチ子さんが在団した事以外OSKの事は知りません。
 近年、東京での公演も増えたそうで、今回も500のキャパ5回公演のチケットは良く売れていました。
 三越劇場の天井は見事なステンドグラス。内部の造りに歴史を感じました。
 ロビーではプログラムと共に「さくらパラソル」というピンクの小さな傘が売られていました。ナンダコレハ?
 トップスター高世麻央さん(神奈川県出身)の御披露目公演で、キャストは全部で12名。これではレビューは出来ないし、どんな内容になるんだろう。
 1部和物「日舞×カルメン炎舞」45分・休憩30分・2部ショー「Connection」45分の時間配分。
 セットも衣裳もシンプルですが無駄もない様でしたね。しかも12名がフル回転なのでスピーディーで飽きさせません。
 和物と言っても笠置さんの「買い物ブギ」が出てきたり、発想が若い感覚で楽しめました。
 ショーの作・演出・振付を担当している麻咲梨乃氏は確か宝塚出身の振付師で、「東京リズム劇場」の我らが松本晋一さんの様にキャストを上手く使い、自分のこうやってみたい!というバイタリティーを感じましたし、「新トップ高世をよろしく」みたいな展開もさりげなくイヤミがないので、かえって感情移入が出来、上手い演出だなあと思いました。
 さてショーの最後、3回目のアンコールでカーテンが上がるとキャスト全員の手には、ロビーで売られていたより大きめのピンクの傘が。
 「OSKのテーマ曲桜咲く国でお別れいたします」と挨拶がありました。
 コレカア〜
 多分この日一番の拍手で迎えられたテーマ曲は、ただ傘を開いたり閉じたりするだけのシンプルな動きでしたが、満足しましたね。
 残念だったのは観客は誰一人ミニパラソルを手にしていなかった事。
 あれは単にお土産用の傘だったのか。
 キャストと一緒に同じ振付で何かをしてほしかったデスね。
 次回は是非、大人数でのレビュー公演を観てみたいなと思いました。

天野 俊哉




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