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Vol.994 生誕100年記念ハリー・ジェームス番外編〜タップ・ダンス用音楽として
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私が蒲田のタップ・ダンス教室に通い始めた頃、タップダンス用の音楽で圧倒的に多かったのは、グレン・ミラー楽団とベニー・グッドマン楽団のスイング・ジャズでした。しかも古いモノラル録音なので、やたら静かに感じました。
自分が指導する立場になり振付となると常に選曲に迫られました。
何枚ものレコードを購入して聴いてゆくうちに、自然とハリー・ジェームス楽団にはまりました。
スイング・ジャズの場合、ラジオ放送の録音がお宝であると知りました。曲の最後に拍手がからむのがデメリットですが、音質の良さと楽団プレイヤーのノリの良さはスタジオ録音の比ではありません。また、スタジオ録音していない音楽も多くて役立ちます。さらには映画用サウンド・トラック、V Diskやトランスクリプション等の存在も知りました。
さて、私が師匠や自分の為に選曲したハリー・ジェームス楽団の音楽は10数曲にのぼります。自分の意思とは関係なく踊らされた方々がまだまだ現役で活躍されているのですが覚えていらっしゃるかな?
その一部をリストアップしてみますね。
“Opus #1”(Radio)
“All of Me”(Radio)
“Crazy Rhythm”(Concert)
“Carnival of Venice”(Studio)
“Don't Be that Way”(Concert)
“James Session”(Sound Track)
“I'm Begining to See the Light”(Studio)
“Charmaine”(Sound Track)
“Trumpet Blues and Cantabile”(Studio)
“I've Found a New Baby”(Radio)
そして師匠が亡くなってからすぐに振付したのが“Blue Lou”で、24本のストリングス・セクションが所属していた頃のラジオ放送録音。
そして近年淺野康子さんが振付した“I've Heard that Song Before”はハイファイでのスタジオ録音でした。
今回はちょっと寄り道をしました。
※写真の並びはリリース順ではありません。
天野 俊哉
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