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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.982 生誕100年記念ダイナ・ショア〜実は庶民的な美人歌手
 アメリカのラジオ全盛時代、男性歌手フランク・シナトラと並んで大変な人気があった女性歌手、それが今年生誕100年を迎えるダイナ・ショアです。
 “I'll Walk Alone”をはじめ1940年代を代表するポピュラーソング“Buttons and Bows”の歌手として日本でも有名です。
 ワーナー映画「Thank Your Lucky Stars」、ユニヴァーサル映画「Follow the Boys」、MGM映画「Till the Clouds Roll By」等のハリウッドの一流ミュージカル映画では歌うだけの出演でしたが、ダニー・ケイ主演「ダニー・ケイの新兵さん」にはヒロインとして主演しました。歌は文句なしに上手く、美人でしたがスクリーン栄えする魅力に欠けていました。
 1950年代に「ダイナ・ショア・ショー」というテレビ・ショーで人気を博したそうですが、私は未だに観る機会に恵まれず、ダイナ・ショアの本当の魅力を知りませんでした。
 ほんの数日前にダイナ・ショアが1952年に主演したパラマウント映画「Aaron Slick From Punky Crick」をたまたま観ました。田舎に住む未亡人の役で、それまでのキレイなドレスやスーツ姿とは真逆の田舎ファッション、お下げ髪に薄いメークアッブ。最初のミュージカル・ナンバーで、ダイナ・ショアは牛やニワトリにエサをやったり、ブタを追い回したりの汚れ役だったのですが、これが実に生き生きしていて私の知る彼女のベストでした。つまり彼女は超庶民的な歌手なのですね。だからスクリーンでは無く、テレビのレギュラー番組で家庭的な姿が支持されたのでしょう。
 ダイナ・ショアの魅力を発見出来てからのコラムで良かったです。

天野 俊哉




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