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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.956 宝塚&SKDスタス公演(上巻)
 銀座で宝塚歌劇観賞、浅草でSKD観賞なんて学生時代に戻ったみたいです。
★12月の宝塚花組公演は「新源氏物語」とグランドレビュー「Melodia 」。
 近年の花組公演はチケット入手困難で、通の方からやっと1枚取っていただきました。
 私は紫式部も田辺聖子さんの本も読んだことがありませんが、宝塚で「源氏物語」のマンガ版「あさきゆめみし」を上演した時に、全巻を読み予習をした事があります。よって大雑把な人間関係、いや女性関係は頭にはいっているので、100分に短縮され批判の多い今回の作品も十分に楽しめました。ただ、一つ物足りなかったのが女三の宮を源氏から寝取った柏木の苦悩があまりにサラリとしていた事。前回、柏木を演じた伊織直加さんの熱演が笑えたので残念でした。
★中村一徳演出の「Melodia」はプログラムを開いて振付スタッフを見た瞬間に全体像が分かってしまいました。
 平澤 智/KAZUMI-BOY/Bryant Baldwin/佐藤親教
 いつもこの男性振付陣なので、たまには女性の振付師を参加させるべきでは?
 踊りが分からないのかしらん?
 それでも中村氏、トップ娘役さんに“All of Me”のジャズ・バージョンを思いきり歌わせ、バックに女性ダンサーズを踊らせる等小粋な場面があったり、良いセンスの持ち主なので劇団首脳部や組プロデューサーの圧力に屈せず、もっともっと自分のこだわりをレビュー作品に反映して欲しいな、と思いました。
 つづく。

天野 俊哉




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