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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.951 (祝)10周年シネマヴェーラG映画史上の名作上映/ハリウッド女優週間
 渋谷の名画座シネマヴェーラ。年末から続いている名作シリーズ1月の1週目はハリウッド女優週間とも言うべきプログラムが並んでいます。
〈マリリン・モンロー〉
「紳士は金髪がお好き」
「ノックは無用」

 ミュージカル映画「紳士は金髪がお好き」は、マリリンと振付師ジャック・コール及び共演者ジェーン・ラッセルとの相性が良かったせいで、どのミュージカル・ナンバーも魅力的です。テレビでもひんぱんに放送されますが、テクニカラーの美しさを大画面で楽しむ良いチャンスだと思います。
 同じ日に二本立て上映される「ノックは無用」は実のところ名作なのか迷作なのか私には分かりません。今まで何度かトライしてみたのですが、いまだに理解できない作品です。
〈ジェーン・ラッセル〉
「ならず者」

 「紳士は金髪がお好き」でマリリンの相棒を演じたジェーン・ラッセルの映画デビュー作です。私は16歳の時に劇場で観ましたがコケました。あまりにテンポが悪く、ジェーンと共にビリー・ザ・キッドを演じた男優が下手だったからです。
 ハワード・ヒューズ(ディカプリオが伝記映画で演じた)という飛行機乗りの実業家が映画製作にまで手を出し見事に失敗した!と本音を書くべき不幸な作品です。
〈キャサリン・ヘプバーン〉
「男装」

 ヒューズの評伝を読んだ時に、キャサリン・ヘプバーンが彼の愛人だった事を知りました。「男装」も昔観ましたね。男装なんかしなくても男性的、と見ては失礼かも知れませんが、どうしても映画に入りきれなかった記憶があります。
〈ジョーン・ベネット〉
「スカーレット・ストリート」

 「スカーレット・ストリート」は典型的なノワール映画です。これも劇場で観ましたが「なかなか興味深い作品ですよ」までしか書けません。
 ジョーンの御主人はウォルター・ウエンシャーという優秀な映画プロデューサーだったのですが、ジョーンと愛人が一緒にいる現場にピストルを持って踏み込み、その愛人を射殺してしまったそうです。そんなエピソードを知っているとより楽しめる作品です。
 趣味わる。
〈グレタ・ガルボ〉
「クリスチナ女王」

 ガルボの「クリスチナ女王」は観ておりませんが、珍しいセレクトですね。
 チラシを読む限り男装つながりなら「ならず者」よりもズバリ「男装」と二本立ての方が面白いのに、と思ってしまいました。
 以上1月2日(土)から1月8日(金)までのプログラム。

シネマヴェーラ渋谷公式サイト http://cinemavera.com/index.html

天野 俊哉




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