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Vol.947 ハリウッドの名脇役達Bアイダとロバートの巻
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シネマヴェーラで上映される名作から気になる脇役俳優さんにスポットをあてる無駄なコーナーです。
〈アイダ・ルピノ〉
「夜までドライブ」
アイダ・ルピノは実は脇役俳優では無くて、主役から共演者になり何と監督になった変わり種です。
「夜までドライブ」の頃は、そろそろ脇でもいいかな?と転向しかけた時期です。
このすぐ後、「ハイ・シェラ」で悲劇のヒロインを演じましたが、最後の主役だったはず。
「ヒッチ・ハイカー」という男性ばかりのゴッツイ犯罪映画を何となく観た時、監督として彼女の名前がクレジットされたのでビックリしたものです。
〈ロバート・ライアン〉
「浜辺の女」
アイダ・ルピノと同じで、ロバート・ライアンも途中までは主演格でした。「青空に踊る」では、アステアの戦友役を演じ笑わせてくれました。
戦後、ノワール映画の時代が来た時、ロバートは「十字砲火」「暴力行為」「罠」そして今回上映される「浜辺の女」等の有名なノワール作品に主演しました。そこで落ち着かずに少しずつ脇にそれて、晩年まで映画出演を続けました。
私が初めて「スクリーン」等の映画雑誌を買った頃、訃報の欄にエドワード・G・ロビンソン、ベティ・グレイブルと並んでロバート・ライアンの名前があった事を良く覚えています。
天野 俊哉
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