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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.942 (祝)10周年シネマヴェーラCノワールは続くよどこまでも
 シネマヴェーラ第二週12月26日から31日大晦日までは驚くほどどっぷりフィルム・ノワールの世界。
 アルフレッド・ヒッチコック監督の名作「バルカン超特急」のみ引き続いての登場。
 もう一本のアルフレッド・ヒッチコック監督作品「暗殺者の家」は1930年代ヒッチコック監督のイギリス時代の作品です。後に再映画化されていますがタイトルを書くとネタバレになるので、観るまでは知りすぎない方が良いでしょう。
 タフなドラマとして有名なのがジョージ・ラフトとハンフリー・ボガート競演のワーナー映画「夜までドライブ」。彼らにはもう一本「前科者」というギャング映画があるのですが、役柄はそちらの方が似合ってましたね。
 フランス映画のジャン・ルノワール監督がハリウッドで撮った「浜辺の女」は年末に相応しい映画とは思えませんが、ジョーン・べネットとロバート・ライアンが魅力的です。
 同じ頃に製作されたエドガー・G・ウルマー監督の「野望の果て」を私は観ておりませんが、フレッド・アステアのパートナーのひとりルシル・ブレマーが出演しているのですね。
 他にシドニー・グリーンストリートにレイモンド・バーとはキャストが濃すぎる。
 最後は他の作品とは段違いに見事なビリー・ワイルダー監督の「第十七捕虜収容所」。女優が全く登場しない珍しいハリウッド映画。
 カラッとしたコメディで、主演のウィリアム・ホールデンも上手いけどロバート・シュトラウスらまわりが皆芸達者です。
 さて、まだまだ続くシネマヴェーラの名作シリーズお正月以降の作品紹介は次回のお楽しみです。

写真 上から
「暗殺者の家」(1934)
悪役ぶりが不気味なピーター・ローレ(中)とレスリー・バンクス
「夜までドライブ」(1940)
左からボギー、アン・シェリダン、ジョージ
監督はラオール・ウォルシュ
「浜辺の女」(1947)
「野望の果て」(1947)
シドニー・グリーンストリートとルーシー
「第十七捕虜収容所」(1953)
左からロバート、ウィリアム、ハーヴェイ・レンベック

シネマヴェーラ渋谷公式サイト http://cinemavera.com/index.html

天野 俊哉




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