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Vol.925 美空ひばり&エリア・カザン@
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芸術の秋、食欲の秋ですね。
さて、勝手にツーショットにされ天国からお叱りを受けそうです。片や日本を代表する伝説の歌姫、片やハリウッドを代表する映画監督。このおふたりには何の接点もございません。
こちらの事情です。
毎年恒例池袋西口公園での古本市に行って参りましたが、取り立てて目新しい物が見つかりません。最近、本の入れ替わりが無い古本市があるようなので、少しばかりテンションが落ちてます。この池袋でも、昨年も展示されていたハリウッド女優ローレン・バコールの(見事な)自叙伝が2冊ありました。値段もそれぞれ¥500と¥300と昨年のまま。一つだけ心を動かされたのが、歌手やコメディアン、バンマス等エンタメ関係の洋書が20冊くらい。ペーパーバックで¥300から¥700と安い。
結局、何も買わず古本市を後にして、教室近くの八勝堂という古本屋に移動。
ここで、今回の主役のひとりである美空ひばりさんの登場です。
ずいぶん引っ張るなあ〜。
このお店にはいまだにレコードやビデオがあるのですが、この日は美空ひばりさん関連の物がズラリならんでおり、その中から気になる1本を抜き取りました。
「水仙の詩」という1983年新宿コマ劇場での舞台映像。
実はこれには私の学友(登下校仲間)橋爪淳が出演しているのですね。当時、オーディションで選ばれた話を本人から聞きました。大川橋蔵さんの若い頃に似ていると評判でしたが、私はこの舞台を観ていないのでビデオの存在は嬉しい限りです。
私達は学生時代の帰り道、大塚駅前にあったカウンターだけのカレー屋で、週に2回位おやつがわりにカレーを食べていたのですが、橋爪は支払いを済ませてお店を出るときに必ず「ごちそうさま」と言うのでした。同い年でありながらキチンとしているのでビックリしました。お店の方への礼儀ですよね。今では自分もそうしているので、良い勉強をさせてもらいました。そんな、礼儀正しい好青年だったからこそ美空ひばりさんのお眼鏡に叶ったのでしょう。何せひばりさんの恋人役ですからね。
集中して観たいのでビデオはまだ未開封です。
つづく。
天野 俊哉
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