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Vol.921 生誕100年記念ジョニー・ジョンストン〜惚れた相手が悪かった!
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1940年代にバラード歌手として活躍したか?しなかったか?よく分からないジョニー・ジョンストンが生誕100年を迎えます。
ケビン・コスナーに似た二枚目歌手ですが、歌う表情に乏しく、あまり魅力を感じません。
私がジョニーの名前を知ったのは14歳の時に読んだあるインタビュー記事でした。
「ジョニーはとても期待された新人歌手でした。MGM映画会社と契約をして、偉大な作曲家ジェローム・カーンの伝記映画“Till the Clouds Roll By”(1946)に出演することになったの。私と恋人同士を演じて名曲“The Song is You”をデュエットしたわ。そのうちに本当の恋をして結婚をしたの」
まあ、こんな感じでした。
「当時、私はMGMの重役から求婚されていたので、この結婚も、ジョニーも、重役からの敵意をかってしまったの。タイトルからはジョニーの名前が削られ、私達の歌の場面はカットされ、最後にはMGMとの契約まで解除されてしまったわ」
MGMミュージカルのプリマドンナと言われたキャスリン・グレイスンがインタビューに答えていたものです。ほどなくして離婚したようですが。
惚れた相手が悪かった!としか言い様のない出来事ですな。あまりにショックを受けた私は40年たった今でもキャスリンのこの言葉を忘れられないのです。
我らがジョニーに関して私が知っている事は残念ながら以上です。
DVD発売されているジョニー・ジョンストンの出演映画は以下の通り
「Star Spangled Rhythm」(1942)パラマウント映画
「This Time for Keeps」(1947)MGM映画
そして抹殺されたと言われる「Till the Clouds Roll By」(1946)ですが、アメリカのMGMから発売されたものには、カットされたナンバー“The Song is You”が収録されています。愛し合った二人のデュエットする姿は涙なしには見れません。
おわり。
天野 俊哉
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