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Vol.919 ゲゲゲの鬼太郎主題歌が懐かしい/熊倉一雄さん追悼
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私の少年時代、毎日のようにその独特の声がテレビから聴こえていました。
熊倉一雄さんが10月に亡くなりました。
有名な「ヒッチコック劇場」でのアルフレッド・ヒッチコック監督の声の吹替えは知りませんが、テレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」はリアルタイムで見ていましたので熊倉さんの歌う不気味な主題歌が大好きでした。
不思議なもので熊倉さんの代名詞とも言うべきテレビ人形劇「ひょっこりひょうたん島」には全く興味がありませんでした。
今から20年位前に日本でもビッグ・バンド・ジャズが少しブームになりました。
その中でも私が特に好きだった「篠崎秀樹&スイート・ファンタジア・オーケストラ」のコンサートで、毎回司会を務めていたのが熊倉一雄さんでした。ご自身が篠崎さんの楽団のファンと言っておられましたね。楽しそうなMCぶりには味があり、とてもアットホームな雰囲気を作っていました。コンサートの終盤には必ず「ひょっこりひょうたん島」の主題歌を元気に歌われてました。
それからほどなくして、恵比寿にある劇団テアトルエコーの芝居「ばか役者」にタップダンサー仲間の白井博之さんが出演したので観に行きました。すると、この芝居の主役が何と熊倉一雄さんでした。写真の人物相関図にあるように白井さんは熊倉さんの召し使い役を演じてましたので、お二人のやり取りが本当に面白かった。
終演後に熊倉さんと白井さんのツーショット写真を撮らせていただいたので今回写真を掲載したかったのですが、残念ながら見つかりませんでした。
テレビでも、コンサートの司会でも、お芝居でも、カメラを向けた時も、いつも変わらぬ温かさを持った方でした。
熊倉一雄さんのご冥福をお祈りいたします。
天野 俊哉
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