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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.899 Just a Gigolo〜Y's発表会へのカウントダウンG
 発表会のリストでまさかこの曲に出会えるとは思いませんでした。ただ、スペルがGigaloとありましたので別のものかと。
 とても古い曲ですが、1950年代に“Sing Sing Sing”の作者ルイ・プリマが歌い大ヒットしました。プリマが歌うとまさしく「ジガァロ」に聴こえるのですね。
 私世代には、1980年代のデビッド・リー・ロスが歌ったバージョンが懐かしいです。タップ・ダンスならばソフトシューの雰囲気でしょうか?味がありますよね。
 さて、私は過去に偶然舞台と映画でこの曲に出会ったことがあります。
 舞台は、シアターアプルで上演された最初の「NTD1991」で、ラフィング・キャッツという団体のリーダー榎戸利恵さんが振付をされたジャズダンス・ナンバーでした。デビッド・リー・ロスの歌でした。
 牛丸謙先生時代のNTDは、プログラムの半分がプロによるショータイムでした。
 このナンバーで凄かったのは、ダンサーのほとんどがタップ・ダンサーだった事。当然の事ながら、立ち姿から歩き方まで全てがプロフェッショナルで、「タップは一流なんだけどね」みたいな感想は皆無の時代でした。
 映画の方は、確かロバート・デ・ニーロ主演の刑事ドラマで、ルイ・プリマの歌だなあ、と思った記憶があります。こちらの方がオリジナル・ヒット・バージョンなのに何故か違和感を感じたものです。
 現在、発表会でどのバージョンを使うのか?までは聞いておりませんので、お客様と一緒に、当日まで楽しみにしていたいと思います。
 生徒の皆さんは淺野先生と共に素敵な“Just a Gigolo”を作り上げてくださいね。

天野 俊哉




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