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Vol.897 Cotton Club Stomp #2〜Y's発表会へのカウントダウンE
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今回発表会の作品リストで“Cotton Club Stomp #2”を見つけた時は少なからず驚きました。
しかも振付が淺野康子とあります。
取り合えず本人に確認すると「初心者向けなので簡単なんですよ!」とか。
これで淺野リーダーは映画「コットン・クラブ」のサウンドトラックCDから“Cotton Club Stomp #1”と“Ring Dem Bells”に次いで、3曲目にトライする事になります。
初心者向けとは言え、私に言わせれば、これは大胆で、パワフルな出来事なのです。さすが元バレーボール部キャプテン。
先に「スイングしなけりゃ意味がない」にも触れましたので、あたかもジャズの巨匠デューク・エリントンに挑戦しているかの様です。彼女はかつてエリントンの“I Love You Madly”みたいな渋くて難しい曲を振付した事もあるので、私みたいにエリントン曲での振付に縁の無い人間にとっては驚異です。
映画「コットンクラブ」が製作されてからもう30年ですか。ハーレムの白人専用のクラブを舞台にしたギャング映画で、ショー場面やタップ・ダンスははっきり言って脇役でした。
この“Cotton Club Stomp #2”の場面も、コーラスガールズのダンスが画面に映されるのはほんの数秒だったと記憶してます。
〈ヒトクチメモ〉
映画公開後に来日したグレゴリー・ハインズが、コンサートの舞台で我らがフレッド阿部さんとデュエットしてくれました。
素敵だったグレゴリーですが、若くして亡くなりました(享年57歳)。
私達は映画「落陽」でダイアン・レインと共演しました。佐藤昇先生と向井雅之君は彼女からサインを貰ってました。
私はモーリス・ハインズにドタキャンされました。
ニコラス・ケイジが良い俳優になったのに、ハンサムだったリチャード・ギアは何故か寅さんになってしまいました。
発表会で“Cotton Club Stomp #2”を踊られる皆様にもぜひこの映画を観ていただきたいものですね。
天野 俊哉
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