|
|
| | |
|
|
|
|
| | |
|
Vol.895 Big Butter and Egg Man〜Y's発表会へのカウントダウンC
|
|
テレビ局WOWOWが開局した年の春の番組プログラムはまさにタップダンサーを引き付けるに価する見事なものでした。
MGMミュージカルの数々、舞台中継「アステア・バイ・マイセルフ」そしてブロードウエイ・ミュージカル「ブラック・アンド・ブルー」。
特に伝説のタップ・ダンサーが顔を揃える「ブラック・アンド・ブルー」は今でもよく見ますね。
ジミー・スライドやバニー・ブリッグスのソロ・タップに夢中になり真似る人、華やかなアンサンブルの振りをパクる人etc.
私はと言えば大のお気に入りは、ショーの中でも比較的静かなナンバー“Big Butter and Egg Man”でした。
舞台上にはピアノとトランペッターと女性歌手、途中から3人のタップ・ダンサーが加わります。
振付はフェイヤード・ニコラス。
かつてニコラス・ブラザーズが踊っていたステップがいくつか使われているものの、あくの強さが無く、逆に手や指先の動きを際立たせてイキにステップを踏ませた事で記憶に残るナンバーとして成功させました。
すっかりこの曲にハマった私は、ディキシーランド・ジャズの大家エディ・コンドンのCDでナイスな演奏のEgg Manを発見してフェイヤード・ニコラス作品とは似ても似つかない作品を振付しました。
ただ、当時スタジオに通っていたハンサムガイが協力してくれたので個性的かつカッコいいEgg Manが完成。
稽古中の彼らを撮りましたのでご覧ください(写真左から田中秀幸・阿部久志・淺野潤一郎・向井雅之)。
その後、女性を加えたバージョンがあったり、市川や大宮の生徒作品で参加た事もありました。
今回、Y's発表会で久々の“Big Butter and Egg Man”の登場となります。
お楽しみにどうぞ。
天野 俊哉
|
|
|
|
|
|
| | |
|
|
|