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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.892 I Get a Kick Out of You〜Y's発表会へのカウントダウン@
 Y'sTapDancePartyの発表会まで4ヶ月を切りました。お稽古頑張ってますか?
 そろそろ各クラス共、プログラム用に曲目が提出される時期です。
 2013年と同じ企画として、全く皆様の役にたたないコラムがスタートいたします。曲ごとのエピソードを勝手に書いて行きたいと思います。
 最初にお断りしておきたいのは、知らない曲やエピソードの無いものは取り上げられませんので悪しからず。
 まずは淺野リーダー作品からです。

“I Get a Kick Out of You”
 昨年2014年の「東京リズム劇場」の楽屋で、演出の松本晋一せんせとアコーディオン奏者の安西創(あんざいはぢめ)さんがアメリカの偉大な音楽家コール・ポーターの話を長々とされていました。歌詞の裏にある本当の意味とか比喩がどうのこうので私にはちんぷんかんぷん。お二人の洞察力には頭が下がりました。コールポーターの音楽は私には難しすぎます。
 コール・ポーターの名曲“I Get a Kick Out of You”はブロードウエイ・ミュージカル「エニシング・ゴーズ」の数ある名曲のひとつです。このミュージカル、日本でも大地真央さんや瀬奈じゅんさん主演で上演されましたね。
 現在では、ミュージカルの曲としてよりもジャズのスタンダード・ナンバーとしてより有名です。特にフランク・シナトラあたりの歌が最高です。
 私がこの“I Get a Kick Out of You”を最初に聴いたのがなんと「プロデューサーズ」で知られるメル・ブルックス監督のコメディ映画「ブレージング・サドル」でした。黒人奴隷達が「白人に蹴飛ばされた」と、この歌を歌うのです。この曲のタイトルを訳すと“私がときめくのはあなただけ”みたいな意味ですので、“蹴飛ばされ”るのはジョークなのですが、当時13歳の私には分からず、ただ普通にポカーンと聴いておりました。
 成人してから観たコール・ポーターの伝記映画「夜も昼も」で、美人歌手ジニー・シムズの歌を聴いて真実を知った天野は、大変なショックを受けたものです。
 さて発表会で使われるのはオスカー・ピーターソンのお洒落なジャズ・ピアノ演奏との事。
 Y'sの発表会で踊られる皆さんはトキメキを感じながらステップを踏みましょうね♪

天野 俊哉




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