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Vol.888 博品館劇場タップダンス・フェスティバル2015その2
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最近私は本気で悩んでいる。
なぜ余裕をもって着席出来ないのか?
つい2〜3日前も東京宝塚劇場目指して早く家を出たのに、到着したのは開演5分前?たかだか帝劇地下の食道街に立ち寄っただけなのに。
このフェスティバルの9月13日(日)からは劇場にキチンと到着するようにガンバロウと、心をいれかえようと決意した天野でした。
さて当日、教室からの移動中、ふと今西康之さんの顔を思い浮かべたら急に歌舞伎座のある東銀座で下りたくなりました。
なんで?
彼が歌舞伎ファンだから。
新しく出来た劇場地下のお土産やを見物してから地上に。
時計は1時20分を指しています。腹が減りました。
歌舞伎座の右側の建物に目がゆきました。
〈蜂の家〉SINCE1951JUNE
近づいてメニューを見るとどうやらカレーの店らしい。カウンターの席に座ると「佐世保バーグカリー」の文字が。壁に貼ってある「長崎コロッケカリー」も気になる。メニューには「蜂の家カリー」なんてカレーも。
時間もないので一番派手に宣伝している「佐世保バーグカリー」に決定。
かなり大盛りでしたが、夜の稽古を思えばちょうどよい量かも。
1951年創業とはいえ歌舞伎座の建て替えと共に建て替えたので超新築。
1時45分すぎ。
食べ終わって外に出ると一応ナイルレストランの前経由で昭和通りを新橋方面に向かう。
銀座東武ホテルのトイレに寄ると2時を過ぎている。
「ああコーヒーが飲みたい!」
喫茶店を探すも日曜日の午後にすぐ座れる喫茶店などあるはずが無い。
新橋から銀座方面にかなり戻ってチョコクロで空席を見つけました。
ラッキー。
2時15分なのでまだまだゆっくり出来る。
ベトナムアイスコーヒーなるものを注文。
やたら甘い!
失敗した。
読みかけの林真理子さんのエッセイを読む。
ふと時計を見ると2時30分だ。
もう開場時間じゃないの。
不味いベトナムアイスコーヒーを3分の1ほど残して飛び出す。
歩行者天国の中央通りに出ると凄い人の数。ただどこからも日本語が聞こえてきません。これホントの話。
今や銀座はおしゃれな女性の町からアジアの方々の観光スポットとなりました。お金を落とせばお店は助かるわけだし、よい傾向かも知れないですが。
一体いつになったらタップは出てくるの?
まだです。
ようやく博品館のビルのエスカレーターにたどり着いた。
2時45分。
入場してすぐにプログラムを¥300で購入する。場内は暗いのでロビーの明るい照明の下でプログラムを開く。
スタジオタップ72
今西康之さん
うん元気そうだね。
さて白川希さんは?
な、なんと彼の出番は最後の方だ!
残念、まず観れない。さっそくお詫びメールを入れました。
一ベルが鳴りました。
結局、今日も着席したのは開演5分前だった。
つづく。
天野 俊哉
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