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Vol.87 「The 6th Stage」を終えて
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第6回発表会「The 6th Stage」にご来場下さいました皆様、誠にありがとうございました。おかげさまで無事に幕を下ろすことができました。
発表会の数日前からゲリラ的な豪雨と雷がすごくて当日もあいにくの雨模様。そんな天気にもかかわらず足を運んで頂いたお客様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。たくさんのお花や差し入れなどのお心遣いまで頂き誠にありがとうございました。
開催前日にダンスチームPure Jewelsとタップ板を仕込んだ時は雨は上がっていましたが、またいつ降ってくるかハラハラものでした。会場での最終稽古を終えて外に出てみると・・・まるで台風のような大雨と雷!何とかみんな無事に帰れたようで開催当日を迎えることができました。
今回は私のリズム劇場の参加と時期が重なったためPure Jewelsのメンバーにはいつにも増して助けられました。自分たちが出演するかたわら、前日の仕込みから、当日の進行、子供たちの相手、楽屋の片付けまで本当によく働いて支えてくれました。みんな、ありがとう。
今回も発表会に向けて生徒さんたちと先生たちの間にいろいろなエピソードがあったと思います。私はPure Jewelsと踊った「Amapora」にこんなエピソードがありました。
この演目は当初、私・落合・chicacoの3人で踊る予定でした。リズム劇場の開催前に振付もできあがり「これでひと安心」と思った頃、落合からオメデタイ報告がありました。とても喜ばしい思いと同時に「今からキャストしなおして、振付も覚えてもらって間に合う?どうしよう・・・」という思いが頭の中で交錯してめまいがしました。落合は「踊ります」と言ったのですが、もしものことがあったら大変!辞退してもらいました(結局、発表会ではフラメンコをテーマにした情熱的なタップを生徒さんたちと踊っていましたが無事でなによりでした(笑))。すぐに頭を切り替えてキャストを再選。本吉・石塚・実方を加え、振りを5人用に作り直しました。この3人には本当に大変な思いをさせました。私がリズム劇場に入ってしまうため振付を2回ぐらいで覚えてもらい、後はある朝は10時頃から、ある夜は23時頃までひたすら自主練の日々。まるで試合前のボクサーのように、私が見てもすごい練習量でした。リズム劇場が終わり私も加わりましたが、chicacoも含めたみんながすごく揃っていたにもかかわらず、リズム劇場漬けだった私が振りを忘れている!自分で付けた振りをみんなに教わり、なんとか本番を迎えました。
「Amapora」のキャストはきっと、とても大きな達成感があったと思います。この作品作りはとても難産でしたが、落合はどうか安産でありますように。ということで落合先生はしばらくお休みします。生徒の皆さんにはご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
「Amapora」以外の作品もPure Jewelsは本当によく稽古していたので、オープニングを飾った「Putting on the Ritz」、若手二人の「ファーストバック」、トリを務めた「Musa!」と、完成度の高い作品をお見せできたと思います。
出演された生徒の皆さんは精一杯のダンスを披露してくれました。本当にお疲れ様でした。
スタッフの皆さん、誠にお疲れ様でした。ありがとうございました。
さて先生方、次回発表会の開催が2009年9月に決定しました。また一年がんばっていきましょう!
淺野 康子
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