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Vol.858 真夏の名作映画鑑賞そのB マルクス兄弟とアパッチ砦の巻
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渋谷の映画館シネマヴェーラの「映画史上の名作」シリーズ第13弾のご紹介です。
マルクス兄弟主演
「マルクス捕物帖」
マルクス兄弟のコメディが日本で本当に受け入れられたのは、ここ20〜30年の事です。
原題の「カサブランカの夜」の製作が発表されるとすぐに名作映画「カサブランカ」を製作したワーナー・ブラザーズ映画会社から「タイトルからカサブランカを外さないと訴えるぞ!」と脅されたマルクス兄弟のリーダーのグルーチョ(写真右)。
「でも、我々はワーナーよりも前からブラザーズ(兄弟)だぞ」とワーナー・ブラザーズ映画会社を撃退したそうです。
さて、マルクス兄弟の魅力が最大限に発揮された作品であるかどうかは分かりませんが、コメディ作品に理屈は要りませんね。
ヘンリー・フォンダ&ジョン・ウエイン主演
「アパッチ砦」
西部劇の神様ジョン・フォード監督の有名な騎兵隊三部作の一つ。フォンダとウエインの競演が最大の魅力で、私は40年前にたった一度観たきりですが、フォンダの「Any Other Questions?」という繰り返し出てくる台詞と、理不尽な命令に対し寡黙にたえるウエインの抑えた演技が忘れられません。また名子役だったシャーリー・テンプルの美しく成人した姿も作品にプラスになっています。
西部劇なので、あくまでも男性向けの映画かも知れません。
以上2作品は、8月15日(土)から8月22日(金)までの間に上映される作品の一部です。
天野 俊哉
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