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Vol.856 真夏の名作映画鑑賞その@ ジュディ、ヴェロニカそしてモーリンの巻
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渋谷の映画館シネマヴェーラの「映画史上の名作」シリーズ第13弾のご紹介です。毎回、摩訶不思議な二本立てにケチをつける天野ですが、色々事情がありそうなので、そこには触れず友好的にご紹介してまいります。
ジュディ・ガーランド主演
「若草の頃」
MGMカラー・ミュージカルの名作の一つで、美術監督出身のヴィンセント・ミネリのこだわりの演出を大きな画面で堪能して頂きたいです。ジュディを中心とした歌と、名子役マーガレット・オブライエンの達者な演技が魅力。目立ったダンス・ナンバーはありません。
日本で初公開された時はまさかの白黒版だったとか?
当時はマーガレット・オブライエンの日本での人気が凄かった事から、先に公開されたマーガレット出演の「若草物語」の大ヒットにあやかり、原題「セントルイスで逢いましょう」が「若草の頃」となったそうです。
ヴェロニカ・レイク主演
「奥様は魔女」
私達が直ぐに連想する「奥様は魔女だったのです〜」よりもずっと前に作られた映画です。これがテレビ・シリーズの基になったのかも知れませんね。白黒画面はさすがに古さを感じるものの、おとぎ話にはピッタリです。
ヴェロニカ・レイクは前髪で顔半分を隠す独特のヘアスタイルが有名でした。私は男優のフレデリック・マーチがどの様な演技をしてたのか記憶がありませんので、どうやら観直す必要がありそうです。
ちなみに日本タップ界で、「奥様は魔女」を演じたのが、みすみゆきこ&穴田英明の御二人で、とても大人っぽくて素敵でした!
ジョン・ウエイン&モーリン・オハラ主演
「静かなる男」
西部劇の監督として有名なジョン・フォード監督作品。アイルランドを舞台にした楽しい映画です。数多くの作品でコンビを組んだジョン・ウエインとモーリン・オハラの魅力が最も生かされています。モーリン・オハラは当時テクニカラー(総天然色)女優と呼ばれており、彼女の美しい赤い髪が、渋谷の大きな画面に映されるなんて最高です。
作品の後半に繰り広げられる、ジョン・ウエインとヴィクター・マクラグレンの殴りあいシーンが凄かったです。
以上3作品は、8月8日(土)から8月14日(金)までの間に上映される作品の一部です。
天野 俊哉
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