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Vol.85 「2008年の東京リズム劇場」を終えて
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「2008年の東京リズム劇場」へのご来場、そしてたくさんのご声援、お祝いのお言葉、差し入れなどを頂き誠にありがとうございました。おかげさまで無事に幕を下ろすことができました。
今回のリズム劇場の稽古は3月にスタートしました。6ヵ月間と十分ありそうですが、キャストは忙しい先生方ばかりなので全員が集まれるのは日曜の夜だけ。実際の稽古日数は多くありませんでした。それでも本番までにしっかり仕上げてしまうのですから、このリズム劇場はすごい人たちの集まりなんだなあとつくづく感心しました。そんなすごい人たちと今回も同じ舞台に立たせて頂くことができて本当に幸せでした。
稽古はオープニングとフィナーレの振り付けから入りました。オープニングは夏の開催に合わせてハワイアンの群舞。忙しくてどこにも出掛けられない方には少しでもリゾート気分をお楽しみ頂けたのではないでしょうか。私も全然出掛けられないので楽しみながら踊りました。でも正直に言うと一層遊びに行きたくなってしまいました。
次に芝居稽古に入りました。まずは「土曜サスペンス」。この作品は全員が出演しているのでとにかく舞台裏が忙しかったです。稽古の段階でシーン替わりの衣裳早替えが間に合わない!靴が履けない!などの難問が・・・。いざ本番では衣裳を重ね着しました。なのでレッスンシーンの姿はモコモコだったのですがバレていませんでしたか?本当に暑かったです。
次に「タップ名作劇場」。今回はストーリーテラー的におかあさんが読む名作劇場の本に聴き入る兄妹の妹役です。前回のトラップ一家のマルタ役よりも年齢設定が低い感じ。実年齢は上がっていくのに役年齢がだんだん下がっていきます。しかも演出の松本先生の「衣裳はピンクのギンガムチェックがいい」に応えるべく母手製の衣裳で臨みました。かなり恥ずかしかったのですが「可愛い」となかなかの評判でした。セリフはそんなに苦労がなかったのですが、劇中は舞台上手に始終いるので、おかあさんのお話を聴いている自然な演技が難しかったです。反応が大人しいとお話が面白くないみたいだし、大袈裟だと芝居の邪魔になるし。ダンスと同じで表現力にはバランスが大事だということをあらためて勉強させてもらいました。
タップはY’sメンバーの演目として天野先生とのデュエットと押田先生、橋爪先生とのトリオを踊らせて頂きました。ハイヒールを履くのが今回のデュエットで久しぶりだったので“女性らしく”をいつもより意識しました。トリオは曲調が全般的にフラットなので後半に気持ちの盛り上がりを意識して踊りました。
なんだか今回は写真を撮る時間もない程慌ただしく東京公演を終えました。
続いて浜松公演です。浜松バージョンは杉浦ヒロ先生率いるHIROタップダンスシティーの皆さんが出演されることもあってフィナーレに変更が入り、最前列のポジションを頂きました。とても光栄なことなのですが問題が・・・。一度下手に捌けて八小節後に今度は上手から出てくるのですが移動が間に合わない。TRBのスタジオリハではなんとか間に合ったのですが、劇場では全力疾走しても間に合いませんでした。松本先生は「気にならない」とおっしゃってくれましたが自分的にはダメでした。次回に向けて脚力をアップしておきます。
それでもラスベガスのショーばりのグランドフィナーレはきっとお楽しみ頂けたと思います。
今回も東京公演からご一緒させて頂いたヒロ先生、浜松公演では大変お世話になりました。楽しかったです。ありがとうございました。最近は関西を中心に活躍されている白井博之さんにも久し振りにお会いでき、懐かしくて嬉しかったです。貴重なコメントを頂きありがとうございました。
制作を務められた穴田先生、脚本・演出を務められた松本先生、そしてスタッフを始め今回の公演に携われた皆様、誠にありがとうございました。出演者の皆様、本当にお疲れ様でした。そしてスケジュール連絡、衣裳、小道具作り、受付など多岐に渡り務めてくれたTRBスタジオの高取ミオさんは出演者よりも大変だったと思います。本当にありがとうございました。
一度は客席から観てみたいリズム劇場ですが、次回も参加させて頂けるようにがんばります。
淺野 康子
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