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Vol.84 “ハーレムのナイトクラブ”をリアル体験!
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7回目を迎え、横浜の夏にすっかり定着した感のある「HARLEM NIGHTS」にPure Jewelsのメンバー4人と行ってきました。
早くから列の先頭に並んだ甲斐もあって(と言っても並んでくれたのはメンバーで、私はお茶して後からのこのこ行きましたが)関係者席の隣、オマー・A・エドワーズが踊ることにも期待度が高まる“ヘソ”前の特等席をゲット!当日は立ち見も席も含めて満席。人気の高さを物語っているかのようでした。
N.Yで活躍中のミュージシャンが毎年入れ替わり来日するこのライブ、今回も魅せてくれました。
ボーカリスト三人の歌唱力は言うまでもなく、ケントン・ロジャースがキングサイズの身体でソウルフルに、初来日のレディ・ローラが圧巻の迫力でダンサブルに、そしてシンティア・スコットがしなやかに聴かせてくれました。
ライオネル・リッチー、ティナ・ターナー、レイ・チャールズのポピュラーな曲のカバーを織り交ぜた構成もさすがです。
以前、発表会の時に生徒さんのご家族から「知っている曲が入っていると嬉しいものなんですよ」と言われたことをふと思い出しました。
全身白でキメたオマーの足もとにはエナメル・ハイカット。目の高さ度真ん前で迫力のステップを見せてくれました。
後半は衣裳を白から黒にチェンジ。タップシューズも黒エナメル・ハイカットに。この仕様って流行りなのかしら?以前と同様に途中で靴を脱ぎ、裸足でのタップも披露してくれました。
もちろん今回もハイレベルなライブだったとは思うけど、何度か見て私が慣れちゃったのかな?正直言うと今回は全体的にちょっとあっさりし過ぎた感もありました。
インストルメンタルやパートのソロをもっと聴かせて欲しかったし、オマーもバンギングばかりじゃなくて、以前のようにソフトなステップも見せて欲しかった。
タップの音もマイクで拾った音ばっかりじゃなくて、チップの音を直接聴きたかったな。
ソウルフードのコーナーも会場の外に設けられて、チケット片手に整然と並ばせた方がいろいろと効率的なんだろうけど、以前のように座席内にコーナーがあってワイワイガヤガヤとやっている方がハーレムのクラブっぽい感じがしたかな。あくまでイメージですけど。
それでもメンバーと楽しい時間を過ごせたし、これからリズム劇場に臨む私にとって今回のライブ感は刺激になった夜でした。
淺野 康子
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