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Vol.808 ウディ、ポルトガルとワンちゃんな一日
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いくら公演が近いからといってタップばかり踏んでいられぬタップ・ダンス劣等生の私。
大好きなウディ・アレン監督の最新作「マジック・イン・ムーンライト」を観に渋谷Bunkamuraのル・シネマまで。コリン・ファースとエマ・ストーンを主役に迎えた大人のラブ・ロマンス映画。コール・ポーターの名曲“You Do Something to Me”やリチャード・ロジャースの“Thou Swell”のレトロな演奏が流れ甘いムードを高める。あちらこちらの俳優達がアレン調の吃音気味の台詞まわしで喋り私達永年のファンを喜ばせてくれる。ご高齢のアレン監督、お遊びでワン・シーンくらい顔を見せてくれないものだろうか?
オススメしますよ。
さて、お昼をまわってお腹グーグーだけどそこはGW。カレーなんて安易な選択は致しません。東急から数分、松濤の裏道にある見たことの無い国旗が掲げられたお店の扉を恐る恐る開く。そこはどうやらポルトガル料理の店らしい。ポルトガルがどこにあるかも知らないのに無謀な!
適当に選んだメインディッシュのカタプラーナという料理(ポルトガル魚介のお鍋)が凄く美味しくてビックリ。
数席で女子会が開かれていたり、初デートらしきカップルがいたり、知って損はないお洒落な隠れ家レストランManuel。オススメします。
お腹一杯になり食後の散歩をしながら近くの松濤美術館の前を通ると《いぬ・犬・イヌ》なる文字が目に入ってきた。モチロンこの美術館に吸い込まれてしまいました。縄文時代から古墳時代、中世、近世、江戸期を経て現代まで描かれてきた犬の絵や彫刻が展示されていました。
普通の美術展と明らかに違うのは、来ている方々が愛犬家ばかりで「あらカワイイ」「見て見て」等声があがっていた事。かなり盛り上がっていましたね。
また土地柄か?渋谷の忠犬ハチ公の彫刻もありました。
私がかなり長いこと眺めていたのが展示とは何の関係もない愛犬の写真を貼るコーナー。どなたのどんなワンちゃんの写真も貼ってくれるそうですよ。飼い主のワンちゃんへの愛を感じられる温かい空間でした。
5月24日(日)まで展示中です。オススメします。
天野 俊哉
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