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OUR MASTER : 佐々木 隆子
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Vol.801 Y's10周年記念特別公演お稽古日記その13
 こういった自主公演の楽しみの1つに、ナンバーの前後に『何かを加えたら面白くならないかな?』というのがあります。
 過去2回のPRECIOUS公演をご覧になられた皆様なら覚えていらっしゃるはず。
 前の曲との雰囲気がうまく繋がらないとか衣裳の早替えにもう少し時間が欲しいといった時にどう対処するか?
 大体においてキャストの中から器用な人間か、比較的暇な人間に声がかかります。間違いなく後者の私に淺野リーダーから、
 「三人娘の前振りが欲しい」なる相談が。
 「これこれこういう事情で」との事。
 もう断れません。
 「40秒ならいい曲を用意出来ますよ」と私。
 さらに私がそこに加わってくれると助かる、とのご希望。
 「美人三人娘と踊れる!」
 という誘惑に反旗をひるがえす勇気がない私はこの企画を簡単に引き受けてしまいました。
 中2日間で40秒を作りいざ振付に。
 素晴らしい作品ばかりの公演の最後の振付が私とは気の毒な子達だ。
 日曜日の8時を過ぎ、沢山の稽古の後で彼女達も疲れはてているかと思いきやテンションの高さは私と同じくらい。キャッキャ元気で楽しそう。
 しかしながら、何故そこに私がいるのか?全く知らされていないらしく何が始まるのか興味深そうに探っている。
 3人のうちIさんとKさんの二人は3年前に私と踊らされるという地獄を経験しているので、私の分かりづらい説明を頭の中で分析し自分なりに対応している様でした。
 可哀そうだったのが私とは初めてのYさんで、私の説明が難解だったのか?親切なIさんとKさんが通訳に入ってくれてました。
 さらに追い討ちをかけるような質問が。
 「次の曲では前の方から踊り始める様に言われてますが」と。
 後ろで終わってはいけないのですね。
 どうなりますことやら?

天野 俊哉




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