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Vol.793 「ホワイト・ナイツ」DVDと衝動買い
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えっ?間違えてませんか?「ホワイト・ナイツ」DVD“の”衝動買い、でしょ。
いえいえ、これで良いのですよ。
バレエのミハイル・バリシニコフとタップのグレゴリー・ハインズが主演した1985年の名作「ホワイト・ナイツ」のDVDを探しにディスクユニオンに出向いた私は運良くゲット。
やったぜ!
DVDを手に取りレジに向かおうとしたその瞬間、目に飛び込んで来たのが「ロッセリーニコレクションDVD・BOX」。
ほんの数秒の間に数々の情報が頭を駆け巡りました。
ロベルト・ロッセリーニはリアリズムを尊重したイタリアの映画監督。「戦火のかなた」「無防備都市」が有名です。
そんなロッセリーニ監督作品を観て感銘を受けラブレターを送り、あげくに駆け落ちしてしまったのが「カサブランカ」「誰がために鐘は鳴る」で有名なハリウッドの大女優イングリッド・バーグマン。
そして、この2人が結婚して産まれたのが「ホワイト・ナイツ」のヒロインのイザベラ・ロッセリーニ(グレゴリー・ハインズの恋人役)。
という訳で家族サービス(?)のつもりで、高かったけれども「ロッセリーニ監督のDVD・BOX」も「ホワイト・ナイツ」共々レジに向かいました。
確かに「衝動買い」ではありましたが、数本あるロッセリーニ監督&イングリッド・バーグマン主演作品には大変興味があり、いつかは観なければと思っていました。残念ながらテレビで放送されることなどもあり得ませんし。
娘のイザベラ・ロッセリーニが私に良いチャンスをくれたわけですね。
天野 俊哉
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