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Vol.79 念願のスタジオオープン!
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私がタップダンスを始めてから誰にも言わずにずっと胸に秘めていた夢・・・。それは、自分のスタジオを持つことでした。
2005年、所属していたスタジオが解散した成り行きも手伝ってY’s Tap Dance Partyを立ち上げました。立ち上げたと言っても、ただY'sと言う看板を書いたに過ぎませんでしたが。それでも生徒さんたちは私がY’sを立ち上げたことを喜んでくれてレッスンに通ってくれました。でも、私の中では何かが足りない思いがどうしても拭えませんでした。それはY’sの看板を掲げる場所がないことでした。経営や運営が大変なことは先輩の先生方から聞いていましたが、生徒さんが気軽に集える場所、そして何よりも自分の拠り所が欲しくて、スタジオを開くことを決意しました。
決意したからには動きは早かったです。地に戸塚を選んだ理由は単に私と生徒さんの多くが比較的近くて通いやすいから(遠くなってしまった生徒さん、ゴメンナサイ!)。物件選びも「深く考えない」「細かいことは気にしない」本領を発揮!戸塚に下り立って一軒目の不動産屋さんで決めてしまいました。新規物件のスケルトン状態だったので「ここにドア、ここには大きな窓、ミラーはこの壁とこの壁に貼って・・・」と、思いのままにデザインしました。床の仕様や防音対策など細かなところは建築士の先生と工務店の社長に相談して詰めて行き図面起こしや材料選び、かくして着工の準備を整えました。
さあ、工事が始まると、まさにあっという間に完成!2008年3月30日、ついに念願のスタジオをオープンすることができました。当日に開催したささやかなオープニングパーティーには、大勢の生徒さんたちや発表会スタッフが集まってくれました。またカルチャースタジオから、そして「ナショナルタップディ」の追い込み練習の最中にもかかわらず先生方からお花が届けられ、スタジオ全体を華やかに飾ってくれました。本当にありがとうございました。
天野先生が編集してくれた私のヒストリー映像をみんなで観ました。真新しい白い壁に大きく映し出された、懸命に稽古しているアシスタント時代の若い私、デパートの売り場で踊っている私、隆子先生のナンバーを歌いながら(!)子供たちと踊っている私、そして大舞台のセンターで照明を浴びて踊っている私・・・。いつの頃も生徒さんたちや先生たちの支えがあったからこそ、ここまで続けてくることができました。それをスタジオオープンというカタチで結実することができた私はとても幸せです。そんな幸せ気分も手伝ってか、いつもよりお酒のまわりがよかった私はとてもゴキゲンだった、らしいです。翌日、携帯電話に心配メールがたくさん届いていてビックリ!(反省)
オープンに先がけて置きチラシに奔走してくれたTさん、スタジオスタッフ、そして置きチラシにご協力を頂いた地元商店街の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。みなさまに気軽に立ち寄って頂けるような、あたたかいスタジオをめざして地道に一歩一歩がんばっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
淺野 康子
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