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Vol.746 《お宝との再会なるか?鉄道模型の巻》
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実家の父が生前整理を始めました。
数年前に「写真を撮ってくれ」というから出掛けて行くと「葬式で飾る写真」だと言われ唖然とした事があるので、今回は比較的冷静に受け止める事が出来ました。
この整理には大きな問題がひとつ。そう、私の部屋が含まれている事です。
どうしよう?
というのも築40年のこの家に越してきてから1度も開いたことの無いダンボール箱や学生時代から集めた映画関連の物が山のように戸棚の中にしまわれたままなのです。
てなわけでスタートしました私も便乗生前整理。
どんなお宝と再会出来るのでしょうか?
まず、出てきたなかで1番古い物が小学校に上がるか上がらないかの時期にハマり、お金がかかるのでついて行けなくなった鉄道模型のHOゲージのレールと貨車。
なぜ貨車か?「安いから」です。
予算ならばHOゲージよりも一回り小さくてリーズナブルな値段のNOゲージがあるのですが、1960年代の日本の鉄道ファンの間では圧倒的にHOゲージでした。
近所の子供たちが集まり、自分の持ってる模型を走らせる遊びがあったのですが、私の友達は金持ちが多くて模型といえどもすでに新幹線やブルートレインを何両もコレクションしていました。私はそこに参加してレールを提供するだけの存在、貨車では格好悪くて相手にされず早くも挫折したという訳ですね。
45年ぶりくらいに再会したチープな鉄道模型コレクションでしたが、当時やっと買ってくれたであろう両親の気持ちを思うと感謝しなければな、と反省です。
タップ界では松本晋一さんと東京リズムボーイズデラックスの朝川朋之さんが鉄道模型に理解があるので語る事がありますし、町にある鉄道模型の店のショーウインドーを今でも必ずのぞきこむ癖があります。
ただ、家の中にレールを引いて鉄道模型を走らせる遊びは、どこの家庭でも(奥方から)あまり歓迎されない様なので早いうちに止めておいたのは正解だったかも?
天野 俊哉
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