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Vol.741 この春お薦めの舞台ミュージカル〜劇団四季「クレイジー・フォー・ユー」
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劇団四季のミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」のPR映像映像が電車の中で流れていますね。
私など当たり前の様に「タップダンスがふんだんに登場するミュージカル」として誰でも知っていると思い、このコラムで何度も取り上げて来ました。
つい先日、私のクラスに15年近くみえてる生徒から「クレイジー・フォー・ユー」の事を聞かれたので驚きました。
仕方ないですね、日本での初演が1993年ですから。
宝塚と違いスターシステムを取らない四季なので、主役を演じているのが誰なのかは知りません。加藤敬二さんの様にハンサムか、荒川務さんの様にスマートなタップが踏める方なら良いのですが。
「クレイジー・フォー・ユー」は、ブロードウエイ・ミュージカル「ガール・クレイジー」からジョージ・ガーシュインの音楽と台本をベースに、1930年代のフレッド・アステア主演のミュージカル映画「踊らん哉」「踊る騎士」から舞台栄えするガーシュインの音楽を、さらにスタンダード・ジャズとして誰でも知っている音楽を加え再構成したもの。
タップダンスのナンバーでは“I Got Rhythm”だけがオリジナルで、主人公がコーラスガールズと華やかに踊る“I Can't be Bothered Now”や色々な楽器や道具を使った派手な“Slap that Bass”はアステア映画からのものです。残念なのはフィナーレがチープな事でしょうか?現在YouTubeではダンスナンバーを観賞出来るので、予習をしてから劇場に向かうのも良いかも。
Y'sTapDancePartyでタップ・ダンスを習っている方には絶対お薦めいたします。浜松町の四季劇場にて2月22日より上演します。
天野 俊哉
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